こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。
今年も温泉宿に50泊ほど。人生の大半を「温泉に注いでいる…」といった生活をしている変な人だと思います。笑(仕事はオフラインとオンラインを半分ずつしてます。もともとはアトピーの湯治からはじまり、気がついたらこんな感じの生活になってました。プロフィール。)
このランキングは、その変わった体験を世の中のお役に立つべく、まとめた記事になっています。
ここでご紹介する温泉宿は、すべて自信をもって「最高の体験だった」と思えるところばかり。
とはいえ「好み」には個人差があると思うので、実際の宿泊記へのリンクもありますので、そちらもあわせて参考にしていただくと、より良い旅となるはずです。
本記事でご紹介する温泉の特徴
- 温泉オタクゆえ「かけ流し、加水なし、加温なし、循環・消毒なし」など泉質へのこだわり
- ひとり旅もOKなところ
- 宿の方が良い方で、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思えるところ
- 料金的にも適正で、またはコスパも良いと感じるところ
- 友人・知人に自信を持ってオススメできる、オススメしているところ
このあたりがピッタリと当てはまるところだけをチョイスしています。
本記事の構成
- 泊まって良かった温泉宿【殿堂入り】
- 「温泉」が良かったランキング
- 「食事」が良かったランキング
- 「コスパ最強」温泉宿ランキング
- 【総合】泊まって良かった温泉宿ランキング
今年はこういった構成にしました。
ではまずは「殿堂入り」から!
2024年泊まって良かった温泉宿【2つの殿堂入り】
実は温泉ブログをはじめる前は、お気に入りの温泉宿に「再訪」することが多かったのです。
しかしそれではブログのネタもなくなってしまうので、あえて色々な温泉宿を巡ることに。
そんな僕が今年もバッチリ再訪し「やっぱり最高だ」と思える温泉宿を2つ。
草津温泉「素泊まりの宿 はなみづき」(群馬県)
はなみづきさんには、今年なんと4泊もしています。
インフレしている草津温泉にあって、素泊まり6400円〜
草津温泉は「泉質主義」をかかげているとおり、基本的にはどこで入っても、ある程度、温泉の質は良いのです。
しかし特に良いのは、管理が素晴らしく、小さな宿がやっぱり泉質的にも最高。
この「はなみづき」さんの温泉は、草津温泉でも最高レベルで、間違いなく共同浴場レベル。
普段、宿に宿泊していても、どうしても満足できずに共同浴場へ入りに行ってしまう僕も、はなみづきさんの温泉であれば満足してしまいます。
宿は、湯畑に近くアクセス抜群、部屋は心地よく、布団はすべての宿の中でもお世辞抜きに1番の快適さ。
ワイワイと騒ぐ雰囲気ではないので、サクッとひとり旅したい方や、ゆったりと草津温泉で過ごしたい方に特にオススメしたい温泉宿です。
伊東温泉「大東館」(静岡県)
伊東温泉の大東館さんは、僕の温泉人生で最もたくさん泊まった温泉宿で50泊ほどはしています。
というわけで、今年もこちらに2泊していました。
結論、やはり最高…。
伊東温泉でもトップクラスの泉質、部屋の心地良さ、朝食の美味しさ、コスパの良さと、どれもとっても最高レベル。
草津温泉に行ったら「はなみづき」さん、伊東温泉に行ったら「大東館」さん。
と、ちょっとこれ以外の選択肢がなくなってしまうな〜というのが最近の悩みです。笑
それだけどちらも最高で、まずは「殿堂入り」としてご紹介してみました。
ではここからは「温泉」が良かったランキングへと。
2024年「温泉」が最高だった宿ランキング
第3位:戸倉上山田温泉「正明館」(長野県)
このとおり、見た目も美しいけど、いわゆる「自然のまま」のかけ流しで、とびきりの極上湯。
ものすごく良い香りのする硫黄泉で、癒しとエネルギーをバランスよく注入してくれるようなイメージ。
この正明館さんは、年季が入っているものの、すごいコスパでなんと素泊まりが4300円〜なのです。
実は、温泉巡りをはじめた15年ほど前に一度泊まったことがあり、久しぶりに宿泊してみたのです。
居心地の良さと女将さんの魅力がたっぷりで、すごく魅力のある旅館です!
第2位:燕温泉「ホテル花文」(新潟県)
「極上湯って光ってる…」と思っていて、この花文さんの温泉も光ってると思います。
温泉は、かなり強烈なタイプの塩化物泉で、ちょっと入っただけで心臓がバクバクとしてくるほど。
しかし入った後のカラダの調子の良さは、いうまでもなく…といった感じで最高。
実は真夏にこちらに来たのだけど、ものすごく涼しい環境と、極上湯でまるで天国にいるようでした…。
第1位:駒の湯山荘(新潟県)
駒の湯山荘さんは、いわゆる「ドバドバ系」の温泉で、暖かい時期だけ営業している「ぬる湯」の秘湯です。
先ほどの2つの温泉も最高だったけど、どれか1つ…といったらこの駒の湯山荘さんを選んでしまう…。
この温泉も飲むことができて、あの資生堂が「化粧水レベル」と認めたほど美肌効果も高いのです。
永遠に入っていられるようなイメージで、もし「1泊で最高に温泉の効果を体感したい」といったときは、この駒の湯山荘さんを超えるところはないのでは?と思っています。
とにかくすごい極上湯です。
「泉質」にこだわるなら読むべき「温泉本」
今年は、温泉博士で弁護士の小林先生が新しい著書を発表されました。
もし「泉質にこだわりたい…」という場合は、このシリーズがとにかくオススメ。
最新の著書「続とっておきのかけ流し445湯」はレビュー記事を書いています。
ではここからは「食事が最高だった」のランキングを。
2024年「食事」が最高だった温泉宿ランキング
第3位:田沢温泉「和泉屋旅館」(長野県)
田沢温泉は、ぬる湯の名湯でありつつも、知名度は低く穴場。
この和泉屋さんも、電話予約のみでありながら人気の宿で、鯉料理がとにかく絶品。
2食付き11000円〜で、食事は個室食とコスパも抜群。
実はブログをはじめる前に何度も泊まったことのある宿で、大叔母さんが、ここの鯉料理が好きすぎて何度も連れてきたためです。
それだけお料理が絶品の宿です。
第2位:浅虫温泉「割烹旅館さつき」(青森県)
2食付き2万円程度〜の宿で、自分へのご褒美として泊まった宿です。
割烹旅館とあるとおり、海鮮を中心としたお料理のクオリティの高さには本当に驚きました。
間違いなく東京であれば「食事代=宿泊代」となるはず。
もちろん温泉も極上湯で、塩化物泉がドバドバとかけ流し。浴槽も小さめで鮮度もバツグンであるところがポイント。
青森駅からのアクセスもそこそこ良いので、ぜひ自分へのご褒美に検討してみてください!
第1位 :檜枝岐温泉「山びこ山荘」(福島県)
こちらは檜枝岐温泉にある民宿。
2食付き8500円という、コスパ民宿でありながら食事が絶品。
山人料理(やもうど)と呼ばれる食事がいただける宿で、イメージは山の木こりさんが、最高に美味しいものをご馳走してくれるといった感じかなと。
山菜などは当たり前のように絶品で、珍しいサンショウウオなどもとにかく絶品。
一見すると「普通の家庭料理」のようにも思うのだけど、すべてが心のこもった絶品料理で、涙が出るほど感動するのです。
ちなみにボクが旅先でこれ以上に、食事で感動したことはないです。
ではここからは、「コスパ最強」のランキングを!
2024年「コスパ最強」の温泉宿ランキング
第3位:大仁温泉「一二三荘」(静岡県)
伊豆の大仁温泉は、伊豆の入り口あたりに位置する温泉で、穴場的な温泉だと思います。
あの長嶋茂雄さんは、このあたりでトレーニングされていたのは有名で、すぐ近くには長嶋茂雄ロードなるものも。
この一二三荘さんは、温泉が極上であるのはもちろんのこと、素晴らしい食事の数々でお値段は2食付き9000円〜
近くの箱根温泉だったら2食付き2万円以上でもまったく驚きはしないです。
こちらを拠点にしつつ伊豆や箱根を観光するのもオススメです!
第2位:檜枝岐温泉「山びこ山荘」(福島県)
「山びこ山荘」さん。こちらは先ほどもご紹介したのでカット。笑
食事も美味しいし、コスパもすごいですね。
第1位:戸倉上山田温泉「小石の湯 正明館」(長野県)
戸倉上山田温泉「小石の湯 正明館」さん。こちらも温泉部門の方でご紹介したのでカット。笑
素泊まり4300円はやっぱりすごい…!
ポイ活「ハピタス」はオススメ
もしコスパを重視するなら、ポイントサイト「ハピタス」を使って旅館やレンタカーなど、いろいろ予約するのがオススメ!
クレカの発行や、口座開設などだと、「旅行1回分」のポイントが貯まるなんてこともザラ。
いろいろなポイントサイトを使ったけど、やっぱり「ハピタス」が1番使いやすい印象です。
では最後に「総合」で泊まって良かった温泉宿ランキングを!
【総合】2024年泊まって良かった温泉宿ランキング
第10位:瀬見温泉「ほてい屋」(山形県)
瀬見温泉のほてい屋さんは、居心地はよく、女将さんのお人柄も素晴らしく、駅近でもあり、温泉も優しい硫酸塩泉がかけ流し。さらに食事も部屋食で美味しく、2食付き9900円〜とコスパも最高で、どこをとっても最高な宿。
とにかく迷ったあげく10位にさせていただいただけで、ここからご紹介するすべて温泉宿が最高です。
第9位:下諏訪温泉「三代目おくむら旅館」(長野県)
下諏訪温泉も駅から歩いていける温泉で、有名な諏訪大社のお膝元。
ミネラル分をたっぷりと含む塩化物泉がかけ流しで、鮮度もピカイチの極上湯。
実はボクが宿泊記を書いた食事のプランは、終了してしまっていると思うのだけど、素泊まりが5000円程度〜とコスパも抜群で、オススメなのでこちらでご紹介。
下諏訪の周辺は、雰囲気が素晴らしく、神社仏閣を巡ったり、共同浴場を巡る旅も最高で、それらの拠点に最高なのが、この「三代目おくむら旅館」さん。
宿の方も素晴らしくフレンドリーで、ひとり旅でもあっという間にリラックスできるはず。
第8位:榊原温泉「味楽」(三重県)
榊原温泉は、もともとは伊勢神宮の「湯ごり(参拝前に身を清める)」ための温泉として栄えたところ。
味楽さんは、おそらく榊原温泉でも1番小さな宿で、こじんまりとした民宿。
イメージは、田舎の親戚に泊めていただいたような感じで、食事は美味しく、部屋も落ち着いて、温泉は全国トップレベルの美肌効果。
もしお伊勢参りをする予定なら、抜群にオススメの宿です。
また「運勢を10倍良くする温泉旅」といった記事でもご紹介しています。
第7位:湯村温泉「弘法湯」(山梨県)
湯村温泉は、JRの甲府駅から徒歩で行くこともできる温泉で、東京からのアクセスが抜群なのがポイント。
いわゆる「ドバドバ系」のぬる湯で、浴槽から温泉が溢れかっているのが壮観!
宿の方も「お休みの日は、何時間も入って温泉で寝てちゃうの笑」といったお話をしたこともあるけど、本当に何時間も入ることで、この温泉の魅力がわかる…といったタイプの温泉。
食事は部屋食で美味しく、部屋にお手洗いも完備で、居心地もすごく良いです。
東京から近いところで「癒し」を求めるなら、間違いない宿の1つです。
第6位:湯川温泉「萬鷹旅館」(岩手県)
湯川温泉は、ほっとゆだ駅から徒歩または、湯けむりタクシーで行ったところにある素朴な温泉地。
特に何もなく、それが最高に素晴らしく「日本にこんな素晴らしいところがあるんだ!」と気づかせてくれるような、そんなところです。
この萬鷹旅館さんは、さらに「すっぽん料理」がいただけるのがポイントで、これも最高に絶品。
2食付き16000円程度〜だけど、東京であれば「食事代=宿泊代」となるはず。
自分へのご褒美のつもりで、こちらに泊まってみたけど、本当に素晴らしい滞在となりました。
もちろん温泉は極上のかけ流しで、いわゆる「自然のまま」の状態の極上湯。
「これほど優しい温泉は他にないのでは?」と思えるほどで、癒しの地といったイメージを持っています。
第5位:田沢温泉「和泉屋旅館」(長野県)
食事ランキングのところでもご紹介したのでサクッと。
さらに電話予約のみということもあり、穴場の温泉宿だと思っています。
長野にはたくさんの名湯があるけど、個人的に青木村の温泉(田沢温泉と沓掛温泉)が1番好きでもあるのです。
本当に良いところなのでぜひ!
第4位:浅虫温泉「割烹旅館さつき」(青森県)
この浅虫温泉「割烹旅館さつき」さんは食事部門でも選ばせていただいたとおり最高の宿!
第3位:駒の湯山荘(新潟県)
「温泉部門」でご紹介したとおり、最高の極上湯。
2食付き1万円程度〜と秘湯にもかかわらず素晴らしいコスパであるところも魅力。(ほかの秘湯であれば18000円〜とかが普通かなと)
毎年1回は、ぜひ行きたいとも思っているところです。
第2位:那須湯本温泉「藤田屋」(栃木県)
こちらは僕が昔から愛している那須湯本温泉の湯治宿(民宿)の1つ、藤田屋さん。
ブログをはじめる前に、こちらも何度もお世話になっていたけど、今回、久しぶりに滞在。
やっぱり最高で「温泉を楽しむ」「プチ湯治をする」といった意味で、これ以上の宿はほかに考えられないとすら思ってしまうほど。
2食付き8000円〜という、すごいコスパでありつつ、食事は部屋食で、自分の家よりも落ち着くといった印象を持っている宿です。
ひとり泊の場合、「平日に連泊」でなくては予約ができないけれど、連泊でこそ、この魅力がわかる。
といったイメージの宿であり、温泉地です。
「湯治」を目的に出かけたら、最高の滞在となると思います。
第1位:飯坂温泉「なかや旅館」(福島県)
2024年、1位にさせて頂いたのが、飯坂温泉の「なかや旅館」さん。
2食付き9350円〜というお値段で、食事も最高、部屋も最高、宿の方のお人柄も最高、温泉は最高だし、すぐ近くには共同浴場「鯖湖湯」もある。
もしかしたらブログやSNSで魅力が伝わりにくいかな?とも思ってしまうタイプの宿だけど、「泊まってみてこそわかる」といったタイプの魅力の温泉宿です。
もともとは鯖湖湯で湯治をするための湯治宿としてはじまったそうで、それを令和のプチ湯治もできる宿に進化した…といったイメージも。
「なかや旅館」さんの宿泊記に15000円でも再訪する。と書いたけど、本当にそれくらいお値段が上がっても、また泊まりたいと思っているところです。
実は「なかや旅館」さんのおかげで、飯坂温泉がさらに好きになってしまい、飯坂温泉にも再訪したくてウズウズとしているほど。
そんなわけで、2024年の第1位は「なかや旅館」さんとさせていただきました!
まとめ:【2024年】泊まって良かった温泉宿ランキング
今年は、特に「神宿」との出会いが多かったな〜という印象です。
このブログ内で、ご紹介している温泉宿は、すべて自信を持って「良かった!」と思えるところだけ。
このランキングに入っていなくても、素晴らしい滞在となったところはたくさんあります。
そんなところは、「泊まって良かった温泉宿の一覧」というまとめ記事に入れています。
2025年の抱負「楽しく、気楽に…」
特にがんばってブログを書いたり、温泉に出かけたりすることもなく、自然体で楽しく、気楽に続けていこうと思っています。
その上で「自分もよく、温泉地の方にもよく、読者の方にも良い」という「三方良し」の昔の近江商人の精神で続けていこうかなと思っています!
それではこのあたりで終わります。
いつもお読みくださり、感謝しています。
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