こんにちは、温泉オタクのKOUです。
島根の「温泉津温泉(ゆのつおんせん)」は、「一度来たら、帰りたくなくなる温泉地」としても有名な温泉地。
実際に、帰らずにそのまま移住してしまった…という人も多いのだそう。
ボクが温泉津に来るのは、4回目だけど「前より若い人の移住が増えたな〜」という印象でした。
ここ「湯るり」さんも古民家を改装したゲストハウスだけど、スタッフが若い方で、すごくフレッシュな印象でした。
何よりコンセプトは「暮らすように泊まる」だそうで、その心地良さは格別…。
素泊まり5000円程度〜で泊まれるのは、本当にありがたいかぎり!
ちなみにオススメは「連泊」での滞在です。
「温泉津(ゆのつ)」駅〜「湯るり」さんへ【出雲大社からもそこそこ近い】
「温泉津」駅。
自然に囲まれていて、完全な無人駅。これが何回来てもテンション上がるな〜と。
上記は、たまたま普通列車と特急が停車中。
出雲大社の参拝で温泉津温泉を利用するのは?
「出雲市」駅〜「温泉津」駅は、普通列車で60分ほど。(単線のためダイヤは割と変わる)
特急を利用する場合、プラス1200円がかかるけど40分ほど。
これくらいの時間なので、個人的には「出雲大社の参拝で、温泉津温泉に来るのはアリだな」と思っています。
では「温泉津」駅に戻って…
温泉津は、海沿いの温泉。海を眺めつつ向かいます。
よくSNSでバズっている歴史ある街並みを抜けて…
「湯るり」さんに到着。
景色の良さから、もっと近く感じかな。
それにして、あまりにも普通の民家に見えるので、Googleマップを見ていたけど、普通に通り過ぎました。笑
それでは「湯るり」さんにチェックイン。
温泉津温泉「湯るり」さんにチェックイン
中に入ると、木の温もりが優しい。
スリッパを履かないスタイルで、これがなんとも気持ちいいのです。
足に冷たさは感じないので、そんな感じの木の種類なのだと思います。
もう少し、別の角度から。
こちらのソファに座りつつ、サクッとチェックイン。
「最近、温泉津温泉って、若い人の移住が増えたな〜」と思ったけど、こちらのスタッフの女性も20代前半くらいのすごく若い方。
サクッと案内をしていただき、それ以外でスタッフの方にお会いすることはなかったです。
あくまでも「暮らすように泊まる」で、それがなんとも心地よいです。
ではすぐ前の部屋へと。
「湯るり」さんのお部屋「清潔感がMAX。快適そのもの」
今回泊まった部屋は、「森」という部屋。
ひとり用のお部屋で、楽天トラベルを見ると、なんと4畳。
とはいえ上記のとおり、大きめの鏡があって、まったくと言っていいほど「狭さ」は感じないので、。素晴らしい工夫だなと。
窓からの景色は…、
今回泊まった、この部屋「森」に関しては、こんな感じでゼロに等しいかなと。
とはいえ、部屋には最新のエアコンと空気清浄機があって、さらに「古民家」とあって、空気の通りもグッド。
こちらはキッチンで、自由にコーヒーやお茶などが飲めるようになっていました。
さらに左のタンスは、作務衣が入っていて、こちらも無料で使うことがOK。
アメニティとしては、歯ブラシとタオル類がない感じかな。
冷蔵庫は開けると…、
地元のビールが入っていて、こちらもQRコード決済か、現金で購入可能。
実際に、部屋でこちらの「ゆのつエール」を。めっちゃうまいです。(たしか500円くらいだったはず。)
ちなみに温泉津温泉の場合、お酒を飲むのは「もう今夜は温泉に入らない…」となってからがオススメ。
理由は、温泉が強烈で、倒れてしまうかと。笑(後ほど詳しく)
洗面所は、部屋のすぐ前に。こちらも清潔感とオシャレが格別。
さらにお手洗いも、見た目は「古民家」だけど、中に入ると最新。
もしかして、この世で最高の旅館は、「古民家をオシャレに改装したところでは?」なんて思ってしまうほど。
あと館内で、シャワーを浴びることができて、
こんな感じにありました。もちろん使ってないですが。
気になる「防音性」について
これは「ゼロ」だと思います。笑
かなり筒抜け…というか、逆に反響してよく響いてしまう感じ。
しかし、ボクが今回泊まった時は、かなり皆さん気を使っていただいているようで、気になることはなかったです。
女性2人組の方には、「声響きます?もし気になった声かけてくださいね!」と気を使っていただいたほど。
では温泉へ。
温泉は「共同浴場」を利用「薬師湯&元湯」
「湯るり」さんに、温泉はないので、すぐ近くの共同浴場を使うスタイル。
これは、栃木県の那須湯本温泉なんかにも似ていて、すごくテンションが上がるなと。
ボクが記事にした中では、那須湯本温泉の「藤田屋」さん、「小林館」さん、「松葉」さんが同じスタイル。
まずは有名な「薬師湯」へ。徒歩30秒くらいかな。
中へ。「見た目=効能」ということもあるけど、間違いなく温泉の効能は、全国でもトップクラス。
スタッフの女性が「しっかり温泉をカラダにかけてから温泉に入ってくださいね!」とのことだけど、それはいきなり入ると「湯あたり」してしまうため。
確かに、ガッツリと塩分と鉄分を感じる温泉で、長湯すると「心臓バクバク」「めまいがしそう」な感じがしました。笑
それゆえ、お酒を飲んでからの温泉は絶対にダメ!笑(入り口にも書いてありました)
ちなみに営業時間は、9時〜21時(土日は8時〜)参考:薬師湯の公式サイト
ではもう1つの「元湯」へ。
こちらも目と鼻の先。
源泉は少しだけ違うみたいで、こちらの方がやや熱め。というか、かなり熱め。
営業時間は、6時〜20時(冬季は19時まで)参考:島根観光ナビの元湯のページ
営業時間で見る「入浴」のポイント
- 朝早く→元湯(6時〜)
- 夜遅く→薬師湯(21時まで)
こんな感じに使い分けるのが便利だなと。
そのほか「薬師湯」と「元湯」の比較
薬師湯 | 元湯 | |
---|---|---|
お客 | 観光客 | 地元 |
値段 | 600円 | 500円 |
温度 | やや熱め | 熱め〜ぬるめ(3種類) |
効果 | 最強! | 最強! |
こんなイメージで、元湯は圧倒的に地元の方が多いかな。
みなさん温泉津の方ってすごくフレンドリーな良い方ばかり。いろいろとお話が聞けて「温泉は飲んでも大丈夫だよ!」とのこと。
ちょっと熱くて手ですくえないので、もし飲んでみるならコップを持って行くのがオススメ。
かなりしょっぱ苦い感じでした!笑
「温泉津温泉」の成分表など
こちらは元湯のもの。
- 泉質:ナトリウム-塩化物泉(かなり強烈!)
- ph:6.5(中性。マイルド)
- 湧出量:48リットル/分(自然湧出)
- ポイント:ラドンを含む。源泉から1メートル。鮮度もピカイチ
- 掛け流し、加水なし、加温なし、循環なし、消毒なしのパーフェクト
phは中性なので、肌に対しては「水」と同じくらいに優しい。
しかし、塩分、鉄分を強烈にたっぷりと含むうえ、ラドン(ラジウム)を含むので、これほど強烈な温泉なんだな〜と。
ラドンの効果としては、有名な鳥取の三朝温泉の「桶屋旅館」さんの温泉を思い出す感じ。(もちろんラドンの強烈さは、三朝の方が上)
いうまでもなく、全国的にもトップクラスの温泉であることは間違いないですね。
「湯るり」さんのお食事「おそらく心配いらない。名店見つけた!」
先ほどの「薬師湯」でも食事はできるし、近くには数軒だけ飲食店がありました。
実際に食事をしたのは、こちらの「港食堂KAN」さんで、とにかく素晴らしいところ。
あまりにも感動して、温泉グルメとして別記事を書いてしまったほど。
詳しくは「港食堂KAN」さんの記事を。
ちなみに、こちらで朝食もいただけるようです。(内容はサバのサンドイッチらしい)
定休日は月曜日と火曜日なので、そこだけはご注意を。
あとは、
散歩をしていると、TOKITSUKAZEさんというカフェで、前日までに予約をすれば、朝食もOKとのこと。
温泉津温泉にコンビニやスーパーなどはないので、もし長期で滞在するなら、ある程度の食料を持ってきた方が良いかもですね。
とはいえ1、2泊くらいなら、まったく問題ないな。という印象でした!
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【感動】温泉津温泉「港の食堂KAN」がすごい食堂だった…
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温泉津温泉へのアクセスってヘビー?
「温泉津」駅から近いとはいえ、このとおり、1両の電車が走っているだけで、新幹線の最寄「岡山」までもだいたい5時間くらい…笑
東京の人間からすると、かなり「僻地(へきち)」って思うのです。
サクッとボク自身、4回ほど来て、さらに地元の方や「元湯」で出会った東京のお兄さんともお話しましたので、良さそうなアクセス方法も載せておきます。
「元湯」で出会ったお兄さんは、「バスは3列で、かなり乗り心地は良かった」とのこと。
ボクは個人的に、サンライズ出雲がやっぱり楽しいなと思ってます!(少し予約は取りづらい。今回は10日前で、ギリギリ予約できました)
ちなみに最安値は、もちろんバス。
とはいえ早めの予約なら、飛行機がバスと同じくらい安いことも。エアトリのアプリ(iOS、Android)は10秒くらいで、最安値が見つかってかなり便利。
おまけ:玉造温泉に寄るのもアリ
玉造温泉も、温泉津温泉に匹敵するほどの魅力だと思ってます。
場所は出雲市駅にも近いので、玉造温泉を「拠点」とするのも便利ですね。
オススメ宿は、なんといっても「翠鳩の巣」さんで、最高のゲストハウス。
「湯るり」さんもゲストハウスなので、どちらもコスパは最高ですね。
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玉造温泉「翠鳩の巣」宿泊記ブログ「最高のゲストハウス→リピ確定」
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まとめ:温泉津温泉「湯るり」宿泊記ブログ
こちらは「夜」の湯るりさん。
夜、散歩して港食堂KANさんに行ったり、「薬師湯」に入りに行ったりしても、なんとも楽しい温泉地。
個人的に、「日本で1番幸福度の高い温泉は?」と聞かれたら、間違いなく「温泉津温泉」と答えます。
人は、親切だし、とにかく皆さん不思議なくらい良い笑顔。
ボクも、温泉津温泉に滞在してから、しばらくかなり人相が良かったかと。笑
旅行していたら住み着いてしまう方が多いのも納得。
「かけ湯くん」という面白い温泉マンガにも、そんな感じのことが書かれてあります。(オススメ温泉本)
それでは、最後に「こんな方にオススメ!」をまとめて終わります。
- コスパ良く温泉旅をしたい
- オシャレな古民家が好き
- ひとり旅、カップル、友人旅にオススメ
- 湯治を目的に(かなりの効果を感じました。肌がホントにピカピカ。体調も良い)
それではこのあたりで終わります!
さいごまでありがとうございました!
「コスパの良い温泉宿!」としてもご紹介しました。
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