こんにちは、温泉オタクのKOUです。
こういった方のお役に立てる記事になっています。
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【効能あり】鳴子温泉でアトピーに効く温泉は?「全て体験談です」
そもそも温泉はアトピーに効くの?
はい、効きます。というか僕には効果がありました。
ステロイドが良く効かず、副作用も不快だったため「漢方薬、食事療法、運動」などいろいろなことに挑戦しました。
その中でも温泉はトップクラスにアトピーに効果がありました。
とはいえ条件があります。
その条件とは?
- 温泉が消毒されていないこと
- 循環されていないこと
- 泉質が自分にあっていること
この3つは、かなり重要でした。
温泉が消毒されている場合、肌がヒリヒリしてしまったり…、これは、アトピーの方にはわかるかと思います。
循環された温泉はほぼ消毒されていますので、そういった温泉は避けることが絶対条件です。
それから泉質が自分にあっていること。
これについては、温泉をご紹介しながら解説していきます。
最後に注意点としては、強いステロイドが手放せないほど重症の方は慎重に温泉を試した方が良いです。
僕の体感としては、ギリギリ薬を使わなくても大丈夫なときほど、温泉の効果がありました。
ではここからは、鳴子温泉の紹介です!
鳴子温泉とは?
この写真は、鳴子御殿湯駅の近くにあった看板の写真です。
宮城県の鳴子温泉郷は「鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、鬼首温泉、中山平温泉」の5つからなる温泉地。
温泉の泉質もいろいろな種類があって、温泉好きにはたまらないところが魅力的。
鳴子温泉には何度か来ているけど、その目的は遊びつつ、アトピー治療の目的。
(現在は、アトピーがほぼ完治に近い状態だけど、それでも体調の変化で悪化することもあります。
そんな時、温泉に入るとかなり良くなるのです!)
鳴子温泉は泉質が良い
基本的に鳴子温泉は、湧出量が多く、ほとんどの温泉が掛け流しで消毒している温泉もありません。
つまり適当に入ってみても、アトピーに効果がある可能性は高いです。
とはいえ、さらに安心して入れるように記事にまとめています。
鳴子温泉でアトピーに効果的な3つの温泉
3つ全て試してみるのも良いかと。
全て駅から歩くことも可能です。
1. 滝の湯 公衆浴場
言わずとしれた名湯。立ち寄り入浴専門です。
泉質は、含硫黄・ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄-硫酸塩泉 低張性酸性高温泉。
当然ながら掛け流しの温泉で、消毒もされていません。
こちらをおすすめする理由はこんな感じです。
- 酸性の温泉ゆえにかゆみが半減する
- 高温のためかえってかゆみが半減する
- 酸性度が高過ぎないので、しみにくい
- 同じく硫黄を含むのでしみにくい
- 湯上りに保湿がいらないほどしっとりする(もちろん個人差あり)
- デトックス効果が高い
注意点としては、肌がしみて痛い可能性があるということです。
ですが、草津温泉などの強酸性の温泉からしたらかなり優しい温泉です。
鳴子温泉で「酸性」の温泉はこの滝の湯だけ。
アルカリ性の温泉に入った後に、この滝の湯を訪れると「アルカリ+酸性」の交互浴になって、これが改善の助けになってくれることも。
重症の方のみ、肌がしみる可能性があるのでご注意を。
滝の湯の営業情報
入浴時間:午前7時30分から午後10時(最終受付時間:午後9時30分)
定休日:無休
入浴料:大人200円、子ども100円
2. 東多賀の湯
こちらがアトピーに効く温泉としては一番有名ですね!
僕が行ったこの日も重症のアトピーの方がいらっしゃいました。
泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素温泉(硫化水素型)。
こちらは、中性のため肌に刺激が少ない。と思いきや少し刺激があります。
何かのミネラル成分が反応していると思われます。
もちろん肌への効果は感じましたが、入っているとき少しムズムズする可能性がありますね。
滝の湯とどちらが自分の肌に合うか比べてみるのがおすすめです。
温泉の持ち帰りも可能
これが唯一の洗い場なのですが、こちらで温泉を持って帰ることが可能です。
この日も持って帰る方が結構いらっしゃいました。
これも持って帰れば自宅でも少しだけ再現ができますね!
(浴槽はおそらく痛むと思いますので、ご注意を)
東多賀の湯、日帰りの営業情報
日帰り入浴の時間:10:00~15:00
定休日:無休
入浴料:500円
もちろん宿泊もできます。リニューアルもされたようで、中は大変きれいでした。
僕も五年ほど前に宿泊したことがあります。
鳴子温泉にご宿泊の予定でしたらこちらに泊まって拠点にしてみるのもおすすめです。
この温泉に何度も入れると思っただけでテンションが上がります😆
東多賀の湯はもちろん宿泊もOK!
こちらの宿は、自炊も可能な宿です。僕も以前、自炊で宿泊しました。
とてもきれいで過ごしやすかったことを覚えています。
食事の評判も良いです。
湯治目的での宿泊もありですね。
3. 旅館 大沼
こちらも湯治場、温泉宿として大変有名な旅館です。
実は、先日もこちらに泊まってきて本当に素晴らしい旅館でした。
日帰りも、11:00~14:00の間、入浴できます。
3つの中では、一番刺激が少ない!
泉質は、炭酸水素塩泉で塩分を含みます。
炭酸水素塩泉は重曹泉とも呼ばれたりもしますが、これは比較的さっぱりとした温泉が多いです。
それから塩分は塩化物泉とも言いますが、これは肌をしっとりさせてくれる効果があります。
ここの温泉はそのバランスがすごく良いなと感じました。
宿泊記も書いています
コスパは良いし、食事は美味しいしお風呂の数も多いので日帰りより泊まった方が良いかと。
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【東鳴子温泉】旅館大沼、湯治館の宿泊記ブログ
続きを見る
鳴子温泉にはアトピーに効果ある湯治宿が多数!
まだまだあるので、4つご紹介していきます。
1. 川渡温泉:高東旅館
飲泉可能な名湯で、肌への刺激が少ないです。
つまりアトピーが悪化してしまう可能性が、とにかく低く安心して入れる可能性が高いです。
湯治プランは4000円台〜、チェックイン13時、チェックアウト11時
» 東五郎の湯「高東旅館」の予約(じゃらんnetからのみ可能)
湯治プランというのは、ご飯とお味噌汁だけがつくプランのこと。
高東旅館、宿泊記で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 東鳴子温泉:阿部旅館
SNSでとにかく人気の阿部旅館さん。
温泉はもちろんのこと、食事のクオリティの高さが魅力ですね。
もし「自炊はちょっと…」という方は、検討してみると良いと思います。
また湯治宿ということもあり、自炊場がありました。
詳しくは「阿部旅館 宿泊記」をどうぞ。
3. 久田旅館
久田旅館さんの魅力は、湯治宿と同じような価格帯でありながら、旅館タイプであるところ。
温泉は、阿部旅館と近いこともあり、かなり似ています。
冬は特に、部屋、ふとんが質の良いものを使っていて、暖かく過ごせるのは魅力的。
「久田旅館 宿泊記」も書いています。
4. いさぜん旅館
いさぜん旅館さんは、鳴子温泉でも非常に珍しい泉質、しかも「ぬる湯」の温泉があるところ。
もしかしたら鳴子温泉で一番効能の高い温泉かもだけど、浴槽が小さい&混浴のため難易度は高めです。
もし検討したい場合は「いさぜん旅館 日帰り入浴記」を参考にしてみてください。
肌だけでなく、体調全体が調子の良い感じでした。
まとめ:鳴子温泉でアトピーに効果あり
まとめると、
- 滝の湯 公衆浴場
- 東多賀の湯
- 旅館大沼
- 高東旅館
- 阿部旅館
- 久田旅館
- いさぜん旅館
どれもすぐ近くなのに、微妙に泉質が異なるのは面白いところ。
アトピーは個人差も大きくて、自分にあった温泉を探してみるのがベストだと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
自宅で湯治をしたい方は、下記もどうぞ。(僕自信はかなりアトピーに効果を得られてます)
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