こんにちは、温泉オタクのKOUです。
湯上りにビールって最高ですよね。しかしそれが温泉だと、さらに最高。
そして「ビールが美味しく飲める温泉」というのも、世の中に存在するのです。
もちろん、これは温泉オタクのボクが試してみた「実験」の結果。笑
この記事でご紹介している温泉に入れば、不思議なくらい美味しくビールが飲めるはず!
ビールが美味しく飲める「温泉」→「ぬる湯です」
結論、「ぬる湯」の温泉が1番ビールを飲んだ時に美味しく感じるのです。
温泉好きの方からしたら「あ〜ぬる湯ね」という感じかもですが、一般的に「ぬる湯」は誤解されがちなのでサクッと解説してみます!
「ぬる湯」は「ぬるい温泉」とちょっと違う
「ぬる湯」とは、もともと「ぬるい温度で湧いてきた温泉」のこと。
例えば、50度で湧いている温泉が冷めて39度になった温泉と、もともと39度で湧いてきた温泉では、まったく質が違うのです。
もちろん、気持ちがよく、さらにビールが美味しく飲めるのは、もともと39度で湧いてきた「ぬる湯」の方。
「どこにそんな温泉あるの!?」というと、記事後半でたくさんご紹介しているのでご安心を。
汗をかく→ビールが美味しい「でもない」
「ぬる湯」に入っていると、熱い温泉に入るよりもたくさん汗をかくから、ビールが美味しいのかな?と思ってました。
しかしもっとぬるい35度くらいの温泉に入っても、なぜかビールが美味しい…
これは不思議だけど「体験的に」としか言えなくて、実際にやってみて!という感じです。笑
季節は関係ある?「夏と冬どっち?」
真夏に「ぬる湯」に入ったからビールが美味しいのでは?
というと、そんなこともなく「冬」でもビールが美味しいのです。
おそらく「ぬる湯」の場合、長い時間入浴することで、体力を消耗したり、温泉の成分が体に入り込んだりすることで「何かが変わる」のだと思います。
ビールが美味しい「ぬる湯」3つの特徴あり
ぬるければ何でも良い?ということもなく、特徴があるのでまとめておきます。
- 温泉の湧出量が多い
- 掛け流し、消毒なし、循環なし(できれば加温と加水もなし)
- 飲泉可能
- 湧出温度が32~39度くらい
いわゆる「極上湯」が1番おいしくビールが飲めます。
「飲泉」というのは、「温泉が飲める」ということで、「ぬる湯」には飲める温泉が多いのも特徴。
飲泉可能な温泉は、別記事【飲泉のまとめ】を書いていて人気の記事です!
「ぬる湯」の温泉→頭がボーッとしてくる笑
極上の「ぬる湯」に入ったあとの特徴は、
- 頭がぼんやりする
- 寝る前のような状態になる
- 恍惚感がある
普通に考えたら「危ない」という感じだけど、もちろん健康的な状態です。笑
ビールを飲むと「ボーッと」しますよね?
この相乗効果で美味しいのでは?とも思います。笑
瓶ビールvs生ビール
実はずっと生ビールの方が美味しいかな?と思っていたのだけど、有名YouTuberのたっちゃんねるさんが、瓶ビールを飲んでいて真似したところ瓶ビールの方が美味しいかもなと…
ということで、最近は迷ったら「ビン派」になりました。笑
おまけ:温泉宿でビールの相場
価格 | |
---|---|
中瓶 | 500円〜800円 |
大瓶 | 700円〜1000円 |
生ビール | 600円〜900円 |
記憶をたどるとこれくらい。
湯治宿だと大瓶が700円で最安!ということも多いです。(参考は赤倉温泉「いづみ荘」さんの記事をどうぞ)
ではここからは、「ビールが美味しく飲める温泉」をガンガンご紹介してみます!
ビールが美味しく飲める温泉【ぬる湯編】
湯岐温泉(福島県)
湯岐温泉(ゆじまた)は、汗をかくタイプの「ぬる湯」なので、特にビールが美味しい温泉。
実は、湯岐温泉に入ったあと、日本酒の飲んだことがあるのだけど、「あ、ビールにしておけば…」と思ってしまうのです。
もし日本酒を飲む場合は、かなり多めに水を飲んでおくのがオススメ。
しかしぜひ湯岐温泉でビールを試してみて!という感じ。
湯岐温泉は、「中風の湯」と呼ばれていて、神経に作用すると呼ばれている温泉なのです。
なんとなくフラフラとするし、とにかく美味しくビールが飲めます!
湯岐温泉について詳しくは下記でまとめています。(小さな温泉地なので、宿は2つだけ)
甲子温泉(福島県)
こちらの甲子温泉は、有名な「ぬる湯」の秘湯で、飲泉もできるほどの極上湯です。
2時間ほどゆっくりと温泉に入ることで、人生最高のビールを味わえるはず。
実は甲子温泉の宿泊記ブログを書いたときは日本酒を飲んでいます…笑
しかし、やはりビールだな。ということで、あらためて飲んでみたところやっぱりビールの方が美味しい…。
温泉を「飲泉」しながら入浴していて、水分は十分なはずなのに、なぜかビールが美味しい。
やっぱり「極上のぬる湯」というところがポイントなのかと。
日の出温泉(山梨県)
日の出温泉も、山梨県の飲泉が可能な「ぬる湯」の温泉。
ここに泊まった時は、山梨なので「ワイン…」と思ったけど、やはりビールにしました。
そしてもちろんこれが正解。
日の出温泉は、汗が出ないタイプなのに、なぜかビールが美味しく感じられるのです。
ちなみに日の出温泉は、ラジウムを含む温泉で入っていると少しだけ、頭がボーッとしてきます。
つまり、ビールを飲んでいないのに、少し飲んだような気分に。笑
この状態にビールがピッタリと合うのです。
こちらはアクセスも良く、コスパも良いので友人・知人にすすめることも多いのですが、みなさん「たしかにビールが美味しい」とのこと。笑
石和温泉の駅から歩くことも可能です。詳しくは「日の出温泉 宿泊記ブログ」に!
栃尾又温泉(新潟県)
この栃尾又温泉も飲泉可能な温泉で、日の出温泉よりもさらにたっぷりとラジウムを含むところが特徴。
36度くらいの温泉なので「不感の湯」とも呼ばれていて、それこそ「永遠に入れるな…」という気分に。
もちろん36度なので、いくら入っても汗をかくことはありません。
しかし、なぜかビールが美味しい。
ラジウムの効果なのか、リラックス効果がすごく、そこにビールがピッタリ。
先日も「神風館」で3泊の湯治をしていた際、毎日ビールを飲んでました。笑
そのほかの「ぬる湯」の温泉
この「ぬる湯温泉ナビ」はすごく良いですよ!植竹さんという温泉好きの方が書いた本で、温泉のクオリティも良いところばかり。
「ぬる湯」に特化した本は、ボクの知るかぎりコレだけ。
2020年に発売されてから、ずっと愛用させていただいてます。
ビールが美味しく飲める温泉【ぬる湯ではない編】
「ぬる湯」の他にも、ビールが美味しく飲めた温泉はあるので、サクッとまとめてみます!
十勝岳温泉 凌雲閣(北海道)
凌雲閣は、北海道の絶景でも有名な秘湯。
冬はマイナス40度になるほどの極寒の地でもあります。
こちらに冬に訪れた時にビールを飲んでみたところ、驚くほど美味しい。
実際に飲んだ、北海道限定のサッポロクラシック。
おそらくこの凌雲閣には、2つの源泉が湧いていてそれが冷たい温泉と熱い温泉。
これを交互浴したことで、整ったから美味しく感じられたのかと。
サウナのあとにビールが美味しく感じられるのと、同じような理由。(凌雲閣にはサウナもあるので、そのせいかも…)
ま〜、とにかく良いところで「凌雲閣 宿泊記ブログ」に魅力をまとめてます!
酸ヶ湯温泉(青森県)
酸ヶ湯温泉は、青森の有名な秘湯。(写真は公式サイトから)
酸ヶ湯温泉の特徴は、その名のとおり「とんでもなく酸っぱい温泉」で強烈。
しかし、温度はそれほど高くもなく、ゆったりと入れるのが特徴です。
さらに日本でもトップクラスに高い標高で、なんとなく恍惚感を感じる温泉。
実際、こちらのサッポロラガービールを注文してみたところ、やっぱり最高…(詳しくは酸ヶ湯温泉 宿泊記ブログに!)
標高が高い温泉で、しかも泉質が強いと頭がボーッとする感じがあるのです。
やっぱりこの感覚になる時、ビールがピッタリと会う感じがします。
由布院温泉(大分県)
由布院温泉は、温泉にピッタリ…というわけではないです。スミマセン…。
しかし「ゆふいんビール」が美味しい!ということで紹介させていただきました。
こちらはゆふいんビール公式サイトから。
いわゆるクラフトビールで、ご当地のビールをいろいろ飲んでみたところ、抜群に美味しいのは、この「ゆふいんビール」。
由布院の「つるのゆ」さんに泊まった時に、「割烹サトウ」さんというところでいただきました。(写真は撮り忘れ)
由布院に出かけた時はぜひ飲んでみてください!
まとめ:ビールが美味しく飲める温泉!
それでは、サクッとまとめて終わります!
- 「ぬる湯」の温泉のあとビールは最高!
- ぬる湯とは、もともとぬるい温度で湧いた温泉のこと
- 汗をかく→ビールが美味しい…でもない
- 冬の温泉でもビールはうまい!
- ビールが美味しい温泉→掛け流し、消毒なし、循環なし!
ビールが美味しい温泉⏬(リンクはボクの宿泊記ブログ)
それでは終わります。最後までありがとうございました!
極上の温泉の情報を知りたい方は、こちらのオススメ温泉宿の一覧やTwitter(X)に流しています。