こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。
冬に最高すぎる温泉をまとめました。
とはいえ「冬」という季節に日本中をすべて個人で旅をするのは不可能…
なので温泉オタクの僕が、「冬に旅をしてこの温泉がよかった」友人・知人に「冬にどの温泉が良い?」と聞かれたら、こう答えるをベースに記事を書いてみました。
また温泉は「かけ流し」にこだわっていて、温泉博士「小林先生」の著書と同じクオリティの温泉だけをピックアップ。
それゆえ、出かけてみて「温泉の質が最高!」の確率は100%ではないかと思います。
とりあえず「冬の温泉」はそもそも最高すぎるので、少しでもお出かけの参考になれば嬉しいです!
冬に最高すぎる「10」の温泉
実は自分の記憶をたどりつつ、自分の書いたブログ記事を眺めつつ思ったことは「冬に最高な温泉はありすぎる…」ということ。
これでは記事が長くなりすぎて記事にならないので、あえて絞りに絞って「10」にしました。
温湯温泉「山賊館」(青森)
青森の温湯温泉の読み方は「ぬるゆおんせん」。意味は「ぬるい」からではなく「ぬくもりが冷めない」という意味。
僕が人生で最も湯冷めしないと思った温泉は、この山賊館さんの温泉です。
青森のこの周辺は、とにかく雪が多いし寒いけど、この温泉に入ると、とにかく湯冷めしないのでいつまでもポカポカと。
まるで温泉の神様が「寒い地方だから、ここに温泉をつくっておくよ!」と言ってくれているような温泉。
山賊館さんは、1万円以下のコスパでありながら、抜群のお食事のクオリティ。
冬にこれだけ湯冷めしない快感はなにものにも変えがたいもの。
かみのやま温泉 「はたや旅館」(山形県)
実はこの、かみのやま温泉「はたや」さんに、マイナス12度のものすごい寒波の時に訪れたことがあるのです。
外が寒かったこともあってか、部屋をポッカポカにしてくれていて、その後女将さんがお茶を淹れてくれたのだけど、その温かいお心づかいが今でも忘れられないです。
温泉は塩化物・硫酸塩泉で、「塩化物」を含むこともあって、カラダの芯までホカホカになるタイプ。
さらにお食事は個室で、自家栽培の野菜などが中心で非常に美味しいものです。
また、かみのやま温泉は、新幹線も止まる駅で実はアクセスが良好なのもポイント。このはたやさんも、駅から余裕で徒歩圏内。(この翌日は新幹線が止まるほどの寒波…笑)
近くには共同浴場がいくつかあって、冬に巡ると、それこそ身にしみるといった感じ。
やっぱり冬に最高な温泉だと思います。
2食付き1万円程度〜とコスパも良好です。
東鳴子温泉「久田旅館」(宮城県)
久田旅館さんは、東鳴子温泉の旅館で、このあたりは、どの宿でも極上の温泉が湧いているのがポイントですね。
実は、真冬にこの周辺を連泊で旅をしていたことがありまして、その中で特に快適だったのが、この久田旅館さん。
理由は1つで「布団がふかふかでとにかくあったかく眠れる」ということ。
温泉が極上の宿って、温泉は良いけど部屋が寒かったり、布団が薄かったりすることも。そしてしっかりとした建物で、ふかふかの布団のところは、温泉の質が落ちてたりすることが経験的に多いなと。
そんな中、この久田旅館さんは、温泉も極上で布団もふかふか。
また温泉は、内湯と露天風呂で泉質が微妙に違っているのも面白いところ。
食事は部屋食で、2食付き1万円程度〜とコスパも良いです。
湯野上温泉「民宿沼袋」と「民宿ひらのや」(福島県)
湯野上温泉は、南会津にある素朴な温泉地。
大きな宿はなく、基本的に民宿ばかりという珍しい温泉地で、どの宿で入ってもとびっきり極上の単純泉がかけ流されているのがポイント。
さらにどの宿でも、温かいおもてなしととびっきり美味しい郷土料理がいただけるのがポイント。
どの季節も良いけれど、会津地方の冬ってなんとなく澄み切った孤独感のようなものを感じて、すごく魅力を感じるのです。
実は冬になると行きたくなるのが、この湯野上温泉。
駅近でもあって、雪道の運転に自信がなくても行けるのは魅力で、このローカル線の旅もまた良いのです。
湯野上温泉の中でも、上記の「ひらのや」さんと「沼袋」さんは、どちらも温かいおもてなしと素晴らしいお料理でとにかくオススメな宿。
もし時間があるなら、2つの宿をはしごする旅も最高だと思います。
草津温泉「素泊まりの宿はなみづき」(群馬県)
草津温泉の冬はとにかく寒い。(東京マイナス10度。しかし体感的にもっと寒く感じる…)
なので宿の設備が良いか、布団がフカフカとしていないと、なんとなく体調が悪くなってしまうことがあるのです。(寒さに強い方は大丈夫かと)
そんななか「はなみづき」さんの布団はとにかくフカフカであったかいのです。
ご主人に「こんな良いふとん宿で見たことがないですよ」とお話ししたら、「西川の高級な布団で、奥様が丁寧に干してくれている」とのこと。
素泊まり6400円程度〜の宿だけど、今までたくさんの宿に泊まってきたけど「はなみづき」さんの布団より寝心地の良かったところはないです。
そんな意味で、冬にとにかくオススメな温泉宿の1つ。
布団のフカフカさは、「草津温泉 はなみづき 宿泊記」に載せています。
那須湯本温泉「民芸の宿 藤田屋」(栃木県)
那須湯本温泉は、極上のにごり湯が楽しめて、さらにとびっきりの湯治レベルな温泉であるということがポイント。
では「なぜ冬?」というと、理由は2つで「温泉がすごくあったまるタイプであること」と「冬が似合う温泉だと思っている」から。
上記のとおり、2024年の1月に雪が降る中「藤田屋」さんに訪れたけど、部屋はかなり暖かく、こたつも完備で居心地は最高。
さらに食事が部屋食なので、まったく寒さを感じることがないのもポイント。
2食付き8000円〜で、コスパもすごく、電話予約のみ、ネットの情報はほぼなしということで、間違いなく「穴場の温泉」でもあると思っています。
湯治タイプの宿なので、好みは別れると思うけど、合う人には神宿となるはず。僕はもちろん神宿(最高の宿)だと思っています。
秩父温泉「新木鉱泉」(埼玉県)
もし東京からアクセス抜群なところで温泉宿を探していたら、この新木鉱泉よりすごいところはないのではと。
個人的に冬の秩父は大好きで、毎年必ず訪れています。なんとなく冬の秩父は気分が良いので札所巡り(観音参り)などをしています。
そんな秩父で最高の温泉(鉱泉)なのが、この新木鉱泉。
秩父というと、「温泉レベル」でいうと湧出量がそれほど多くないので、残念なことが多いのです。
しかし新木鉱泉は素晴らしい鉱泉を保有していて、なんと飲めるレベル。
それゆえ埼玉で最高の温泉は、この新木鉱泉だと思っています。
さらにお食事のクオリティもとびきり高く、部屋も最高に心地が良く、寒いということもゼロ。
2食付き12000円程度〜だけど、かなりコスパも最高だと思っていて、有名YouTuberのたっちゃんねるさんも「コスパが良い」とお話しされています。
越後湯沢温泉「ロッジスエヒロ」(新潟県)
越後湯沢は雪の深いところで、スキーとしても有名ですね。
実は越後湯沢は素晴らしい温泉があるのだけど、大型の旅館はほぼすべて循環・消毒の温泉になってしまっていて、プールのようになってしまっているところが多いのも事実。
そんななか越後湯沢温泉で、最高の温泉に入ろうと思ったら小さい宿に泊まるのがオススメ。
こちらのロッジスエヒロさんは、食事の美味しい心温まる小さなペンションといった感じで、温泉はパーフェクトなかけ流しで貸切。
「なぜ冬?」というと、やっぱり越後湯沢の魅力は「雪」だと思っていて、景色が最高ですし、雪国らしく防寒設備が完璧に整っているのもポイント。
あと新幹線の止まる駅から徒歩で行くこともできるので、アクセスが良いのもポイントですね。
東京からのアクセスもよく、2食付き8000円程度〜とあって、気楽に気晴らしに…みたいな時にオススメできる宿だと思っています。
玉造温泉「温泉ゲストハウス翠鳩の巣」(島根県)
玉造温泉って、名前のとおり肌がピカッとしっとりするし、とにかく温まるしで、やっぱり冬が最高だと思っています。
冬は温泉の効果がわかりやすいのです。
さらに冬の玉造温泉の雰囲気は最高で、心の底から癒されるような感じが最高なのです。
山陰地方にもたくさんの魅力的な温泉地があるけど、この「ひっそり」とした感じが最高。
冬に南国、例えば「九州、四国、伊豆」などに行くのも良いけれど、個人的には、ちょっと「ひっそり」とした感じのところが楽しいなと。
このゲストハウス翠鳩の巣さんは、とにかく温泉の管理が素晴らしく感動レベル。
玉造温泉は、残念ながら循環・消毒の温泉も多い中、こんなに素晴らしい温泉を残してくれているのはありがたいかぎりです。
僕のブログを見て、翠鳩の巣さんに出かけたら「あまりにも良い温泉で感動した」のメッセージをいただいたことが何度かあります。
そのあたりも魅力的。素泊まり4000円程度〜
冬に最高な「自宅で温泉」3つ→「湯冷めしないと風邪ひかない。調子良い」
寒い時期は、ほぼ100%何かしらの入浴剤を使っています。もともとアトピーだったこともあって、基本的に天然で質の高いものだけ。
さらに最近では湯冷めしないことで、風邪をひきにくかったり、なんとなく調子がよくなかったりしても、すごく調子が良くなることが多いので愛用している感じです。
にがり温泉
この「にがり温泉」は、塩化マグネシウムを濃縮したような入浴剤。
とにかく体がホカホカとして、湯上がり、しばらくカラダが冷えてこないのが、なんとも気持ちが良いです。
髪の毛も不思議としっとりして、髪質も改善されてくる感じ。
1つ疑問に思うことで「塩化マグネシウム(にがり)をたっぷり入れた方がコスパが良いのでは?」と思われるかもしれないけど、調べてみると値段的には同じ。「にがり温泉をレビュー」の記事に詳しく。
そして普通の「塩化マグネシウム(にがり)」より調子が良いので、良い素材を使っているか、良い製法のどちらかなのだと思います。
また昨年の年末に親戚に配ってみたところ「かなりいい!」とお世辞でなく喜ばれました…。笑
Amazonや楽天などでもサクッと手に入るのも魅力。
口コミを見てもやっぱり「あったまる!」は多いですね。
酵素入浴剤つるぽか
効果としては、先ほどの「にがり温泉」の上位互換のようなイメージで、あったまり方がハンパではなく、本物の温泉に入っているようなイメージ。
しかも温泉の中でも特にあったまる「極上のかけ流し温泉」に近いイメージになるのもポイント。
一時期、ブログに「つるぽかって入浴剤が良いですよ!」のメッセージをいくつかいただいたのです。
その中には、入浴剤オタクのちよまめさんという方もいらっしゃって、入浴剤オタクもイチオシするような素晴らしい入浴剤。
酵素ゆえニオイが少し「ぬか漬け」っぽさがあるので、もしかしたら好みが分かれるかもしれないです人工的な香料より個人的にはすごく好きで、逆にこっちの方が好みの方も多いはず。
それにしても酵素のパワーはすごくて、美容本がヒットしたMEGUMIさんも本の中で「酵素風呂」はオススメと書かれていて、美容と温熱にすごく効果を発揮するのはポイント。
【つるぽか公式サイト】から、Amazonのアカウントを使って購入可能です。
詳しい「つるぽかのレビュー」も書いています。
二股温泉の湯の花「ひめの華」
これ以上の入浴剤はない!と確信を持っているのが、このひめの華。
温熱効果は、先ほどの「つるぽか」と同じく、入浴剤の中でもトップクラス。
まったく湯冷めもしてこないので、真冬でもとにかく体調を上げてくれるようなイメージ。
個人的には「肌の調子が悪い」「なんとなく動悸がする」「不眠症ぎみ」みたいな時に、このひめの華に入ったら驚くほど調子が良くなりました。
実際に、北海道の二股温泉まで出かけたこともあるけど、本当にそれに匹敵するような入浴剤で「自宅でできる湯治」のようなイメージ。(二股温泉は湯治場で詳しくは「二股らじうむ温泉旅館 宿泊記」に)
特に「肌の調子を上げる効果」が強いので、「冬は乾燥しやすい」「手荒れがする」みたいな方に特にオススメしたい入浴剤です。
ひめの華の公式サイトから980円でサクッと試すことができるのもポイントが高いです。(しつこい広告などもゼロで良心的な会社さん)
詳しくは「ひめの華をレビュー」も書いています。
まとめ:冬に最高すぎるオススメ温泉
冬の温泉って、出かけるまで「寒いしどうしよ〜」みたいなこともあるけど、いざ出かけてみると「最高すぎる…。」となることが多いのですよね。
特に今回、ご紹介した温泉はすべて、自信を持って「最高すぎる…」です。
個人的には「冬の温泉」と言ったら、なるべく寒い地方の温泉がオススメで、その理由はやっぱり「雪景色がキレイなこと」「温泉が身に染みること」そして「防寒対策がしっかりしていること」なのです。
実は冬に南国に出かけることもあるけど、「かえって寒い」となることも多いのです。笑
この季節シリーズは、つねに少しずつアップデートしていこうかなと思っていて、「ここは冬に最高な温泉だな〜」というところが見つかり次第、記事を更新していきます。
それでは最後までありがとうございました!