こんにちは、KOUです。
こういった方のお役に立てる記事になっています。
本記事の信頼性
と、自分でも「温泉の入り方」の記事を書くなんておこがましいな…と思いつつも、1000人にお一人くらいが「役に立った!」
と思っていただけたらいいな、と思いつつまとめました。
ではさっそく記事にうつっていきますね。
温泉の入り方の基本【効果的で安全に】
(↑これは長野県「横谷温泉」)
「かけ湯」をする
これには、体をキレイにする効果と、湯あたりを防ぐ効果がありますね。
ところで「石鹸でキレイに洗う必要があるの?」
ということが話題になりがちだけど、基本は必要ないです。
僕が温泉地をいろいろ旅する中では「かけ湯すればOK」と書かれています。
とはいえ、中には石鹸で洗ってからでないと絶対にダメという温泉地もありますので、ご注意ください。
その代表格としては、湯河原温泉の「ままねの湯」が有名ですね。
ここでは石鹸を持参、もしくはその場で購入する必要があります。
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湯河原温泉【霊泉ままねの湯】日帰り入浴記ブログ「外傷、アトピーに効果あり」
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まずは半身浴
お風呂や温泉は健康に良いけれど、お年寄りを中心にどうしても事故が起きてしまうもの。
一番注意すべきは、冬の露天風呂と言われています。
まずはじめに、半身浴をするのは、事故を防ぐ意味でも効果的と言われています。
やっている人はほとんど見かけないけど笑、冬は意識すると良いかもですね。
濡れたタオルを頭に乗せるのは良いこと
温泉と言うと、頭にタオルを乗せるイメージがあるけど、実はのぼせを防ぐ効果があることが発表されています。
ただ、タオルが邪魔だからじゃなかったんですね。笑
僕が個人的に思うこととしては、頭皮からも温泉の成分を吸収する効果もあるかと思います。
抜け毛や白髪は結構不良が原因の一つと言われているけど、これらを防ぐ効果も期待出来そうですね。
前に草津温泉で地元の93歳のおじいちゃんとお話ししたことがあるけど、なんと黒髪だったんですよね!!
これって間違いなく温泉の効果だと思うんですよね。
分割浴は基本
ようは、出たり入ったりを繰り返すということです。
これって安全かつ温泉の効果を得られる方法として有名で、どこの温泉地でも言い伝えられていることです。
サウナだって、3セットやる方があったまるじゃないですか??
それと同じですね。
上がり湯はしない
温泉から上がるときにシャワーで流してしまうのは、すごくもったいない‥。
僕が岩手県の鉛温泉に行った時は、もう亡くなってしまった売店のおばあちゃんに
「温泉の効果は続くから、家に帰ってもしばらくはお風呂に入らない方が良いよ」
とおアドヴァイスを頂いたことがあります。
良い温泉では、なおさら温泉から上がった時はシャワーで流さない方が良いですね。
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鉛温泉【藤三旅館】日帰り入浴記ブログ「混浴の名湯!白猿の湯!」
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水分と塩分はしっかりと
温泉に入る前と入った後に水分を摂ることは基本ですね。
さらに忘れがちなのが塩分で、僕自身、温泉に入りすぎてしまうことから、積極的に梅干しを食べたりしています。
ゆっくり休む
当たり前だけど、湯上りは無理をせず、ゆっくり休んだ方が良いと言われています。
強烈な温泉に入ると、体力を消耗しすぎて爆睡してしまったことも。
この経験は熱海温泉で1番の泉質と言われている「日航亭大湯」で日帰り入浴した時のこと。
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熱海温泉【日航亭大湯】日帰り入浴ブログ「誇り高き熱海の名湯」
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温泉に入る時のマナー
(↑これは群馬県、半出来温泉)
体の汚れを落としてから入る
これは、かけ湯をしっかりすればOKですね。
草津温泉の共同浴場に良く行くけど、体を流さないで入る人はぶっちゃけ多いです。笑
「あ、この人全然流さないで入っちゃった!」
と思うことが、年配の方でも割とあるので、しっかり広めた方が良さそうですね。
タオルを浴槽に入れるのはダメ
これも基本中の基本だけど、タオルを浴槽に入れるのはNGとされていますね。
これも実はたま〜にお見かけしますね‥。笑
タオルを浴槽に入れて怒られているおじいちゃんを見たことがあります。笑
泳ぐのはNG!
これももちろんNG。
とはいえ誰もいない秘湯とかだと泳ぎたくもなりますよね?
僕も「泳いだことない?」と聞かれたら「…‥。」という感じなので、気をつけなくては‥。笑
温泉地によって入り方が違う!【温泉の効果を上げる】
湯治の文化を参考にしつつ、効果的な入り方についてまとめてみました。(上記の写真は那須湯本温泉の共同浴場「滝の湯」)
基本は3セットを1日3回
1回の入浴で出たり入ったりを3回繰り返す。
そして1日に3回ほど入浴する。
そしてたいていの場合、初日は1〜2回の入浴が推奨されています。
では続いて、ちょっと一風変わった温泉の入り方をご紹介します。
那須湯本温泉「鹿の湯」の入り方
- まずはヒシャクで頭に100〜200回温泉をかぶる
- 腰まで1分、胸まで1分、肩まで1分の合計3分で入浴
- この3分間の入浴を3セット
- 入浴後は何もせずじっとしている(目も開けない、音楽も聴かない方が効果的と言われています)
こんな感じに厳密に言い伝えられている温泉地もあるんです。
その理由は、あまりにも温泉が強烈で効果がありすぎるからかと。
僕は何度もこの那須湯本温泉に来ているけど、その効果は間違いなく日本でトップクラスだと個人的に思っています。
最後の「入浴後に何もしない(目も開けない、音楽も聴かない方が効果的)」というお話しは、近くの民宿の女将さんにお聞きしました。
とにかく「温泉で効果を実感したい!」という方にはすごくオススメの温泉に間違いないです。
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那須湯本温泉を解説!「鹿の湯で日帰り入浴、民宿街そして観光!」
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ぬる湯(40度以下)の場合は?
体温に限りなく近い温泉だと30分以上の入浴は当たり前。
例をあげると、
- 沓掛温泉(長野県):30分〜1時間が効果的
- 下部温泉(山梨県):1〜2時間が効果的
- 栃尾又温泉(新潟県):1〜2時間が効果的
僕の体験としても、これは伝説とかじゃなくて、間違いなく事実に感じますね。
しかも不思議と30分くらいジッと温泉に入ったあたりから、なぜか本当に心地よくなってくるんです。
この心地良さを知ってから、ぬる湯の温泉にハマった感じです。
ぬる湯に関して詳しく知りたい方は「からだがよろこぶ!ぬる湯ナビ」(Amazon)という素晴らしい本があるので、参考にしてみるのもオススメです。
おまけ:交互浴は疲労回復と自律神経を整える
先ほどご紹介した、山梨県の「下部温泉」も交互浴をすることで有名。
交互浴とはあったかい温泉とぬる湯を交互に入るということです。
サウナと水風呂ももちろん交互浴ですね。
これらには、疲労回復と自律神経を整える効果あると言われています。
実は僕は温泉に出かけない時は、ジムで運動した後に必ずサウナで交互浴をするようにしてます。
すると驚くくらい疲れが取れるから不思議!
そしてしかもよく眠れるんですよね!
ぜひお試しあれ。
まとめ:【決定版】効果的な温泉の入り方「マナーや回数は?」
では最後に温泉の入り方の特に重要なところをまとめつつ、終わりにしますね!
- かけ湯する、上がり湯はしない、水分の補給
- マナーは、まずは体を流す、タオルは入れない、泳がない笑
- 基本は1日3回3セット、鹿の湯は3分の入浴、ぬる湯は1時間の入浴
以上です!
これだけ知っておけば大丈夫なはず。
また何か面白い情報があればアップしていきますね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。