こんにちは、温泉オタクのKOUです。
温泉博士で弁護士の小林裕彦先生が、新しい著書を出版されましたのでレビューを書きました!
むかしから小林先生の本にはお世話になっていて、今回の本は「それを超えてきた…」という感じ。
値段は3000円とかなり高価だけど、それ以上に価値に感じる温泉本です。
そんじょそこらの温泉本ではないので、さっそくレビューしてみます!
温泉博士×弁護士が厳選、とっておきの源泉かけ流し325湯/小林裕彦
2024年11月現在、最新刊が登場し、今もし1冊ということでしたら新作がオススメ。詳しくは下記でレビューしています。
-
とびきりすごい名著「続・とっておきの源泉かけ流し445湯」をレビュー!
続きを見る
「とっておきの源泉かけ流し325湯」のすごい5つの特徴
- 完璧に温泉が選び抜かれている(実際に小林先生が足を運んで確かめた温泉だけ)
- オススメ温泉の一覧がある(著書で紹介されていないものまで)
- 本当に良い「温泉」「温泉宿」だけ
- カラーで見ていて楽しい!
- 読みやすい(最後のエッセイが楽しい)
前著「温泉博士が教える最高の温泉」も素晴らしい本だったけど、「カラーじゃない」「写真が少ない」というデメリットがありました。
今回は、そのデメリットをすべて克服して、さらに良い温泉本にした感じ!
さらに良いのが、
- 宿のもてなしが良い
- 食事が美味しい
- 値段がちょうど良い
ということまで考慮して、宿を選んでくれているのは、ありがたいかぎり。
温泉本3冊分?
温泉オタクのボクが昔からお世話になっている本に「秘湯・古湯100」という名著があります。
これも素晴らしい本だけど、こちらのボリュームを3倍にしたようなイメージ。
値段も3倍だけど、紹介されている温泉の「信頼性」という意味では、小林先生の著書の方が上かなと。
ボリュームはこのとおり。
340ページの大ボリュームです。
さらに3万円以上の高級宿は紹介されていないので、本を参考に「出かけやすい」というのはポイントに思いました!
「とっておきの源泉かけ流し325湯」の使い方
- 本当に良い温泉を探すときに使う
- 温泉地は決まってる→宿が決まってないときに参考
- 温泉の知識を深める
- 読みつつ楽しい気分にひたる
「本当に良い温泉」とは?をサクッと。
「かけ流し」にもいろいろある話
- 循環ありの掛け流し
- 消毒アリの掛け流し
- 加水アリの掛け流し
- 足元湧出の掛け流し
などなど。
「温泉法」という法律
これは昭和23年に決められたもので、実はかなり問題点が多い法律でもあるのです。(本に書かれてあったけど、本当に同意。笑)
「これが掛け流し…」と思ってしまうことや、「これだけの湧出量なら消毒しなくても…」ということがよくあります…。
この本を読めば、本当に良い温泉にたどり着くことができるのが、何よりの魅力。
ちなみにボクがこの温泉ブログ内で、ご紹介している温泉は、まったく同じコンセプトです。
同じコンセプトゆえ、著書で紹介されている温泉で、ボクもブログを書いた温泉を最後に紹介してみます。
一緒に参考にされると、お役に立てるかもです。
著書の中で紹介されている温泉
- 青森県:大鰐温泉 河鹿荘(記事内の共同浴場)
- 岩手県:大沢温泉 自炊部
- 岩手県:藤七温泉 彩雲荘(上記の写真はこちらのもの)
- 山形県;滑川温泉 福島屋
- 山形県:肘折温泉 松屋
- 福島県:いわき湯本温泉 岩惣
- 栃木県:那須湯本温泉 小林館(滝の湯)
- 新潟県:折立温泉 やまきや旅館
- 山梨県:下部温泉 湯元ホテル
- 神奈川県:湯河原温泉 源泉宿ゆっくり(ままねの湯)
- 和歌山県:湯の峰温泉 伊せや
- 熊本県:湯浦温泉 亀井荘(岩の湯)
- 熊本県:妙見温泉 ねむ
- 鹿児島県:妙見温泉 楽園荘
たしかに「本当に良いところ」ばかり!
このほかの素晴らしい温泉は、「泊まって良かった温泉宿の一覧」にまとめています。
まとめ:「とっておきの源泉かけ流し325湯」を読んだ感想
本の素晴らしさに感動しつつ、「日本はめちゃくちゃ良いところだな〜」と感じました。
色も香りもまったく違う温泉が、至るところから湧いているのです。
この本を読むと「行ってみたい」という思いのほかに、「大切に温泉を守らなくては…」という気持ちにも。
3000円は「安い」なと。
正直、この「クオリティ、使いやすさ、信頼性」とどれをとってもトップクラスの温泉本。
「値段以上であることは間違いない」と感じました。
こういう素晴らしい本に出会えたことに感謝です。
小林先生の魂のこもった「温泉の名著」をぜひ読んでみてください!
それでは最後までありがとうございました!
温泉博士×弁護士が厳選、とっておきの源泉かけ流し325湯/合同フォレスト/小林裕彦
そのほかのオススメ温泉本は下記にまとめています。
-
おすすめの温泉本をまとめてみた「無料もあり」
続きを見る