こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィール、X)
ボク自身、温泉オタクとして2000ヵ所ほどの温泉に入ってきました。(そんなに温泉ってあるの?というと高橋一喜さんの「日本一周3016湯」なんていうすごい温泉本もあります)
と、これくらい入ってみると「人生が変わる…」「一生に一度は行かなくては…」と思えるような温泉に出会うことも多いです。
この記事ではそんな温泉をマルっとまとめてみました。(全部で21ヶ所になっています)
「オススメ温泉を全部知りたい!」って場合は、下記に⬇️
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【保存版】泊まって良かった温泉宿の一覧!【ブログ記事へのリンクあり】
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もくじ
絶景の名湯を2つ「まずはわかりやすく…」
一生に一度は行きたい…となるとイメージするのは、「絶景の露天風呂」とかが多いかなと思います。
たしかに良い…ということで、ご紹介してみます。また記事の後半ではもう少しディープな温泉の世界もご紹介しています。
十勝岳温泉「凌雲閣」(北海道)
まず、わかりやすく感動できて、どう考えても最高だと思えるのが、この凌雲閣さんの温泉。
北海道の山奥の温泉だけど、日常とまったく違う…というか、普段の生活とは別世界に迷い込んだ感じ。
「一生に一度は…」と思った時に、まっさきに思い浮かぶ温泉でもあります。
ちなみに温泉は、冷たい酸性泉も湧いていて、交互浴ができたりすることもポイントで、もちろん温泉はすべて極上の掛け流し。
例えば、ストレスを感じていたりしても、この温泉に入っていたら、まったくのゼロになる…といっても過言ではないといったところです。
万座温泉「ジュラク」(群馬県)
この万座温泉のジュラクさんもオススメ理由としては、まったく同じ…というのが、上記の写真を見ていただければわかるかと。
この万座温泉も、なんとなく自分が仙人にでもなったような…と、やっぱり非現実的な感じがするのです。
万座温泉って、いろいろな絶景の温泉があるけど、景色の良さでいったらやっぱりこのジュラクさんがダントツで一番だよな〜と思っています。
そんなわけで、「一生に一度行きたい!」となったらこのジュラクさん。
真夏の避暑地としても最高で、夏バテなんてあっという間に治ってしまうはず。
あと、草津温泉からアクセスが良いので、草津と万座、2つを楽しめるのも魅力。(冬季は道が封鎖)
と、ここまでは一生に一度行きたい温泉の「初級編」といった感じ。
ここからは少しマニアックになります。笑
効果がすごい名湯を2つ「湯治レベル」
さっきは「絶景」ゆえ感動する。しかし温泉には、その「効果」に感動するということも。
というか、それこそが温泉の本来の姿かなと思ってもいます。
那須湯本温泉(栃木県)
「これは昭和初期の写真ですか?」というと、もちろんつい最近、ボクが出かけて撮影したものです…。笑
成分がとにかく強力なので、ほとんど木でできているのです。
もちろん湯治としての効果も素晴らしく、ボクの体験談としてはアトピーが2泊でもかなり良くなってしまったほど。(薬が効かないのに…)
あと、ガンが良くなってしまった方の体験談なども実はよく、お聞きするところでもあります。
この温泉に入るには、近くの民宿に泊まらなくて入れないのだけど、この民宿もとにかく魅力的…
オススメ宿は下記で、コスパもすごいです。(リンクは宿泊記に)
肘折温泉「西本屋旅館」(山形県)
さっきの那須湯本温泉にも匹敵するのが、この肘折温泉。
ガッツリと湯治という意味では、この「西本屋」さんが最高かなということでご紹介。
やっぱり温泉の効果が素晴らしく、入ったあとはとにかくカラダが軽い!
杖をついてこの温泉に来て、元気になって帰る方も多いのだとか。
その名前のとおり、昔から関節などにすごく効果を発揮するので、悩んでいる方は必須の温泉地だと思います。
このほかにも、肘折温泉にはたくさんの魅力的な宿があって、オススメは下記です。
また、この湯治レベルの温泉について詳しくは下記にまとめています。
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【保存版】湯治のできる安い温泉宿「一人泊、連泊もOK!」
続きを見る
歴史的な名湯を2ヶ所「極上湯が多い」
歴史のある温泉の方が名湯が多い…というのが、個人的な体感です。
なぜかというと、自然湧出した温泉の方が泉質が良いことが多いから。(対義語は「動力揚湯」)
あと、これは本当に不思議なことだけど、なぜか古くから湧いている源泉の方が質が高いことが多いです。
これはボクが勝手に語っているわけでなく、温泉地の方とお話ししていても、同じことをおっしゃっています。
(例えば1号泉が300年前から湧いている温泉。5号泉が10年前に発見された温泉。だと1号泉の方が絶対に良い。不思議だけど)
飯坂温泉「鯖湖湯」(福島県)
ここは、有名な飯坂温泉の鯖湖湯。
元禄2年(1689年)、飯坂温泉を訪れた松尾芭蕉もなんと入っているのです。さらに戦国時代には武士たちが負傷を癒したとも言われているほどの歴史が。
と、こんな温泉はやっぱりすごい…。
不思議だけど、古くから温泉ってエネルギーが違う…というか、入った後のカラダの軽さが違うとか、肌のキレイさが違うとか色々あるけど、ま〜入ってみて欲しいというのが、正直なところ。
デメリットとしては「熱くて入れない」ということがあるということ。
これは本当の体験談だけど、50度くらいになっていて、もちろんボクは入れない…。しかし地元の方は皆さん入っている…みたいなことがありました。
慣れとは恐ろしいなと。もちろんこれより少しぬるめの時が多いです。
すぐ近くには、オススメの宿が3つあって、拠点にも最高です。(鯖湖湯の目の前)
角間温泉(長野県)
同じく、歴史があり、最高の温泉というと角間温泉!
この越後屋さんも、吉川英治が湯治や執筆をしていたほど歴史のあるところ。
そして何がそんなにすごいかというと、とにかく美肌効果!
特に肌を健康にする効果は抜群で、肌荒れが2泊のプチ湯治で、かなりよくなってしまったほど。
さらに角間温泉って、気候もよく、コスパの良い宿ばかり、時間がゆったり、穴場的、アクセスもそこそこ良い…など、魅力がたっぷり。
現在、宿泊できるところは全て泊まって、宿泊記にしています。(すべてオススメ!)
見た目がすごい名湯を2つ「こんな温泉あったんだ」
湯川温泉「龍王閣」(石川県)
とにかく濃厚!
なんと循環装置を使用している理由が、湯の花があまりにも大量すぎるため、といった温泉なのです。
石川県など北陸ってそこまで温泉がたくさんないけど、この龍王閣さんの温泉ってとにかく極上湯。
北陸でも数少ない湯治宿の1つで、その魅力から「1泊の予定がつい2泊になってしまう」みたいな伝説まであるほど。(宿の前の看板に書いてある)
宿の方の魅力、そして宿の魅力を含めて、確かに納得です。
イメージとしては、トトロの世界に迷い込んだ…といったイメージを持っています。
やはり一生に一度は行きたいところ。
二股らじうむ温泉旅館(北海道)
同じく、湯の花が大量で、インパクトがものすごいのが、この二股らじうむ温泉。
湯治の効果という意味では、先ほどの那須湯本温泉を超えているほどで、大昔からたくさんの湯治体験があって、なんとゾウの花子も湯治に訪れたほど。(参考:長万部町のサイト)
実は、ボク自身アトピーの湯治のためにここの湯の花をずっと昔から使っていて、それにも効果を体感しています。
そして上記のとおり、実際に二股温泉に来てみると、とにかくカラダが疲れなくなる…といった体験に驚きました。
続いては「足元湧出」へと!
足元湧出の名湯を2つ「ものすごい温泉の代表」
足元から湧いている温泉って、つまり「空気に触れない」のがポイント。
温泉好きは、みんな足元湧出が好きだけど、それは空気に触れない温泉って、とんでもなく効果を発揮するし、気持ちよさも格別だから。
もし足元湧出の温泉に入ったことがなければ、ぜひ「一生に一度は足元湧出の温泉へ」といった感じです!
湯岐温泉「山形屋旅館」(福島県)
この山形屋さんの温泉は、足元からぷくぷくと湧いているのです。
温泉は、とろみがって、ぬるめでじっくりと入れるタイプ。
昔、神経病に悩んだ殿様が、ここで湯治をしていた記録もあって、本当に神経に作用する温泉なのです。
ボクの体験としては、重症の不眠症だったときに、この山形屋さんにプチ湯治をしに来たところ、なんとあっという間に爆睡。
あまりにも感動して、その後10回以上はリピートしているところです。
一生に一度と言わず、10回は来たくなるところです。笑
部屋食で食事も美味しく、とにかく神経が休まる温泉だと思っています。
酸ヶ湯温泉(青森県)
こちらは有名な酸ヶ湯温泉温泉。大きな宿なので、公式サイトから引用です。
そしてこの酸ヶ湯温泉も、足元からぷくぷくと温泉が湧いているところで、その浴槽は一番手前の浴槽。
これも不思議だけど、奥の浴槽よりも、ハッキリ手前の足元湧出の浴槽の方が効果を発揮するのです…。
理屈では「空気に触れていなくて、温泉の鮮度が高いから」だとは思うけど、なんとなく理屈を超えているような…とも思ってしまうほどです。
そもそも酸ヶ湯温泉の環境も素晴らしく、宿としても素晴らしく、夏行っても冬に行っても、とにかく良いところです。
湯治タイプと旅館タイプの部屋があって、どちらも良いと感じています。(夕食は違う、朝食は同じ。部屋も少し違う)
飲泉できる名湯も2つ「ものすごい温泉の代表2」
「飲める温泉」はもちろん、掛け流しでさらに加水・加温なし、循環・消毒なし、さらに言うと湧出量が豊富じゃないと、実現できない…。
つまり、ものすごい極上湯であるということ。こういった温泉も感動するので、ぜひ一生に一度は行きたいところ。
三朝温泉「桶屋旅館」(鳥取県)
ここは「すごい温泉」の要素をすべて詰め込んだような…。
掛け流し、はもちろん。飲んでもOK!ラジウムを含む、足元湧出と。
あまりにも温泉がすごくて、あったまる前にのぼせそうになってしまうほど。
世の中にこんなすごい温泉があったのか!といった感じで、間違いなく一生に一度は訪れた方が良い温泉です。
入る前から、温泉のオーラのようなものがあって、近づくだけで恐れ多いとすら感じてしまうほど。
もしかしたら上記の佇まいからも伝わるかもしれないです…。
駒の湯山荘(新潟県)
とにかくドバッドバに温泉が湧いているのが、この駒の湯山荘さんの温泉。
もちろん温泉を飲むことができます。
そして昔は、この温泉を飲むことでデトックス効果があるということが流行っていたこともあったのだとか。(宿の方にお聞きしました)
さらに資生堂が「化粧水レベル」とも認めた温泉で、とにかく入っていると肌がピカピカに。
つまりカラダの中と外、両方から癒してくれるわけです。
さらにランプの宿ということでl、デジタルデトックスにもぴったり。
あと、食事もかなり美味しい。というのがポイント!1万円程度〜とコスパも良いです。
このほか、「飲める温泉」については、下記にマルっとまとめています⬇️
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飲泉OK温泉=感動のかけ流し法則【全国飲める温泉宿ガイド】
続きを見る
まとめ:一生に一度は行きたい温泉…「まだまだある…笑」
と、このまま本を一冊書くくらいは書けてしまいそうなので、この辺りでまとめつつ終わります。
- 十勝岳温泉「凌雲閣」さんの宿泊記
- 万座温泉「ジュラク」さんの宿泊記
- 那須湯本温泉「小林館」さんの宿泊記
- 那須湯本温泉「藤田屋」さんの宿泊記
- 肘折温泉「西本屋」さんの宿泊記
- 肘折温泉「木村屋」さんの宿泊記
- 肘折温泉「大穀屋」さんの宿泊記
- 肘折温泉「亀屋」さんの宿泊記
- 飯坂温泉「なかや旅館」さんの宿泊記
- 飯坂温泉「ほりえや旅館」さんの宿泊記
- 飯坂温泉「ひろすけ旅館」さんの宿泊記
- 角間温泉「角間荘」さんの宿泊記
- 角間温泉「ようだや旅館」さんの宿泊記
- 角間温泉「高島屋旅館」さんの宿泊記
- 角間温泉「越後屋旅館」さんの宿泊記
- 湯川温泉「龍王閣」さんの宿泊記
- 二股らじうむ温泉さんの宿泊記
- 湯岐温泉「山形屋」さんの宿泊記
- 酸ヶ湯温泉「旅館部」の宿泊記
- 三朝温泉「桶屋旅館」さんの宿泊記
- 駒の湯山荘さんの宿泊記
と、けっこうコンパクトにまとめたつもりだけど、21ヶ所になってました…。笑
ぜひ少しずつでも「一生に一度!」ぜひ訪れてみてください!!
最後までお読みいただき、感謝してます!
YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています⬇️
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