こんにちは、伊豆を愛する温泉オタクのKOUです。
伊豆で湯治をすること10年ほど。知識がたまってきましたので、まとめてみました!
- 伊豆で湯治をする5つの魅力
- 伊豆で湯治レベルの温泉(これらを適当にまわるのでもOK)
- 伊豆で湯治をするプラン
伊豆には、魅力的な温泉宿が多いのも特徴!
まずは5つの魅力から(ここは飛ばしてもOKです!笑)
伊豆で湯治をする5つの魅力
上記は伊東駅前の「お手湯」。これに手をつけるだけ、なぜか肌がキレイに…
- 温泉の質が良い(伊東温泉は全国3位の湧出量)
- 温泉宿の価格が安い(箱根などに比べて)
- 気候が温暖でほのぼの
- 人が温かい(土地柄かな?)
- 魚が美味しい(海が近いので)
順番にサクッと。
1. 温泉の質が良い(クセのない温泉)
伊豆の温泉と言ったら、クセのない温泉で透明タイプ。
このインパクトのなさから、温泉レベルとしては低く評価されているような…と思ったりもします。
しかし温泉は極上の掛け流しもたくさんあって、さらに湯治の効果を得られるほど、素晴らしい温泉もたくさん。
ちなみに東伊豆に位置する伊東温泉は、全国で3位の湧出量。
この伊東温泉の凄さは、かなり全国の温泉を歩きまわってから気がつきました。
のちほど解説します!
2. 温泉宿の価格が安い(さらにひとり旅OKの宿も多い)
例えば近くの温泉地、箱根温泉などに比べると、圧倒的にコスパが良いですね。
安くて良い宿が見つかる、安くて美味しい飲食店が見つかる…とこんなことも伊豆の魅力。
安くて一人旅に向いている宿は、後ほどご紹介です。
3. 気候が温暖でほのぼの
伊豆の天気って、真冬でもほのぼのとしていて、真夏でも東京より暑くないところがポイント。
特にオススメの季節は「春」で、ほのぼの感がマックスに。
ストレスがあったりする時に、伊豆の温泉に出かけるとリラックスしてどうでもよくなってしまうところなんかも魅力かと。
4. 人が温かい(人情の街)
伊豆って基本的に、人が親切で温かい!
特に思うのは、地元の小さな飲食店で食事をしたり、小さな温泉宿に宿泊した時。
おだやかな気候の影響かもだけど、とにかく穏やかで優しい人が多いのが伊豆の魅力!
5. 魚が美味しい「オススメあり」
当たり前だけど、伊豆は海に囲まれています。
山ほど伊豆に来るなかで、特に美味しいなと思ったのは、下記のもの。
- アジの干物「鯵屋」さん(伊東温泉5つの魅力の記事で紹介)
- 伊東「大海」さんの海鮮桶(同じく上記で紹介)
- マンボウの腸「百広」(伊豆の音の記事で紹介)
これ以外にも、もちろんたくさん!
他にも「みかん、お茶」が美味しいですね。
ではここからは、具体的に「伊豆で湯治プラン」を!
伊豆でオススメの温泉(湯治レベル)
- 湯河原(伊豆ではないけど…)
- 伊東温泉の3つの宿
- 中伊豆
- 南伊豆
の順番。
記事の後半で具体的なプランも書いたけど、これらを適当にまわるのでもOK!
まずは湯河原温泉に寄り道(帰りもOK!)
「え、いきなり湯河原?」と、スミマセン。
湯河原は、伊豆ではないけれど首都圏から向かう場合、ちょうど良い位置に極上温泉が湧いているで、ご紹介します。
ちなみにすぐ隣の駅「熱海」は、伊豆に位置しますね。
首都圏以外でも、湯河原はそれなりにアクセスが良いと思います。
というわけで、まずは「ままねの湯」。
こちらは、湯河原で有名な湯治宿の「ままねの湯」。
「霊泉」と呼ばれるほど、効果を実感できる温泉です。
何度か入ってみたところ、不思議なくらい肌の調子がよく、不思議なくらい体が温まります。
昔から湯河原温泉は、「傷に良い」とされていて、日露戦争の時には湯河原で傷を癒すという文化があったほど。
300円で入れるのですが、何しろ湯治の温泉ということもあり、ややハードルは高め…。
こちらの別記事【ままねの湯の日帰り入浴記】を参考にお出かけください。
また近くの「ゆっくり」さんという宿(宿泊記)は、湯治のレベルの温泉がコスパ良く、さらに気楽に泊まれてかなりオススメの宿です!
伊豆で湯治の前に「ゆっくり」さんで1泊。というのも、最高だと思います!
また「ままねの湯」とは駅から反対方向だけど、旅館「水月」さんの温泉は極上。
電車の場合、駅近とあって「水月」さんによるのもオススメです!
伊東温泉は必須「4つの湯治レベル温泉あり」
伊豆で湯治をするなら、絶対にはずせないのが、ボクの愛する伊東温泉。
「1番好きな温泉地は?」と聞かれた時に、必ず候補にあがります。
伊東温泉は、日本でも有数の源泉数と湧出量を誇る温泉地。
とはいえ、どこでも極上の温泉に入れるか?というとそんなこともなく、循環・消毒ありの温泉も多数。
下記の4つの宿は、オススメ宿です。
この3つはコスパも良く、6000円程度〜宿泊可能なので、3泊しても2万円ほど。
さらに、共同浴場も温泉が素晴らしいですね。
共同浴場は昼過ぎにならないと入れないけれど、あっちこっちにあるので、Googleマップを使えばすぐに見つかります。
午前中に日帰り入浴をするなら、「梅屋旅館」さんが一押しです!(600円)
神代の湯は湯治に最適(中伊豆)
神代の湯は、伊豆でも有名な湯治宿。
正直、伊豆で1番泉質が良い温泉は、この神代の湯の温泉かと思っています。
2種類のあって、温泉ミストサウナまであり。
しかも設備はものすごくキレイで、神経質な方にもオススメできる宿。
食事は、玄米で無農薬の野菜などがたっぷり。さらに味付けが抜群で「ここは銀座?」と思えるほど。笑
車の場合、上記で紹介した伊東温泉からもアクセスがそれなりに良いところも魅力です。
さらに神代の湯のやや北、伊豆の国市にある「湯治場 弘法の湯」は良いところでした。(3回ほど宿泊。ブログ初めてからは行ってない)
中伊豆や、南伊豆の帰り道にサクッと日帰り入浴するのもオススメ。
この「弘法の湯」で使われているバドガシュタイン鉱石を、自宅でも毎日使用しているほど。(レビュー記事)
あとこのエリアで、素晴らしい穴場の温泉なのが、大仁温泉「一二三荘」さん。
食事も美味しいし、温泉も極上の掛け流し!
-
大仁温泉「一二三荘」宿泊記ブログ「食事と温泉が最高レベル」
続きを見る
禅の湯(中伊豆)「禅の湯のちょっと南」
この禅の湯は、コップが置いてあることからも分かるとおり、飲泉可能な名湯。
しかもこのとおり設備は、かなりキレイ。
さらに岩盤浴もあって、そんじょそこらの岩盤浴がかなわないほど、素晴らしい岩盤浴。
お食事や部屋もオシャレで、「禅の湯の宿泊記ブログ」に載せています。
2食付き10000円程度〜
南伊豆へ「金谷旅館と下賀茂温泉」
伊豆の最南端に位置する「下田」の周辺にも、いくつか素晴らしい温泉があります。
それが上記の金谷旅館さん(宿泊記)。蓮台寺駅から徒歩3分くらいで歩けるのも魅力。
飲泉可能なレベルの温泉で、ドバドバと掛け流し。
さらに下賀茂温泉。
こちらは、下賀茂温泉の民宿「南伊豆」さんの貸し切り温泉。
こちらも極上の温泉。そして部屋食でいただける海の幸も最高…
1泊2食付きで9000円程度〜というのも魅力。
詳しくは「南伊豆 宿泊記ブログ」に載せています。
西伊豆は?
西伊豆って、例えば「土肥温泉」とか素晴らしいな、と思うのだけど中央で消毒液を加えてしまうので、パーフェクト掛け流しがなかなか見つけにくいのです…。
僕がブログを始める前に泊まった中では、雲見温泉が良かったです。
またこのエリアで素晴らしい温泉を見つけたら、リライトします!
伊豆の湯「この湯の花が1番よかった」
これは伊豆熱川温泉の湯の花。もちろん天然100%。
伊豆の湯の花で何か良いものはないかな〜と探してみたところ、こちらの「伊豆の湯」が1番よかったです。
この湯の花を販売しているグリーンポプリさんの社長さんも、きっかけは「湯治」だったのだとか。
少しまとめ買いしないと…ということはあるけれど、温まるし肌はキレイになるしいい感じです。
詳しくは下記でレビューしています。(また他の「湯の花」との比較もあり)
-
湯の花「伊豆の湯」のレビュー「お湯の雰囲気が伊豆に…」
続きを見る
伊豆で湯治をする具体的なプラン
車で湯治へ
基本的に、伊豆を車でまわる場合、どんな順番でも大丈夫だと思います。
とはいえオススメのプチ湯治プランを。
- 湯河原温泉
- 伊東温泉
- 神代の湯
これらを1泊ずつまわるだけでも、かなり最高なはず。
伊東〜神代の湯は、少しアップダウンがあるものの、アクセスが良いのがポイント。
電車で湯治
駅からのアクセスが良いのは、
- 湯河原温泉
- 伊東温泉
- 金谷旅館
これに加えて、熱海温泉によるのも良いかと思います。
熱海でオススメの温泉宿が昔はあったけど、今はなくなってしまって…
また湯河原温泉では、旅館「水月」さんが駅近で行きやすいです。(さすがに「ままねの湯」に温泉力で負けるかもですが)
まとめ:伊豆で湯治は最高です!
それではサラリとまとめて終わります!(上記の写真は鈴伝荘さん)
伊豆は大好きなので、これからも色々とまわります。
また湯治にも良さそうなところが見つかり次第アップしていきます!
それでは最後までありがとうございました!
そのほかの湯治プラン