こんにちは、温泉オタクのKOUです。
最近、大変ありがたいことに、「疲れない温泉を教えてほしい」というコメントをたくさんいただいています。
それゆえこの記事では、
- 疲労を感じる温泉→3つの特徴
- 疲れない温泉→2つの特徴
- エネルギーを消耗した温泉ランキング
- 楽に入れる温泉ランキング
- 「疲れない!」と思った温泉宿の一覧
と、この5つを中心にまとめてみました。
エネルギーを消費することなく温泉を楽しみたい!という方の参考になれば幸いです。
疲労を感じてしまう温泉→3つの特徴
1. 温泉の質=疲労につながりやすいかな
温泉が掛け流しで、極上であればあるほど「疲れやすい…」の印象を持っています。
というのも、
鳥取、東郷温泉の「寿湯」へ♨️
おじいちゃんが一人いらして、
「どこから?」→「東京からです」
「…。何で」「新幹線です」
「…。わざわざ風呂入りにか」→「あ、そうです笑」
続く…
方言強めでお話はギリギリでした。笑
すごい極上湯、2セットで心臓がバクバク。やっぱりこういう温泉はすごい… pic.twitter.com/5fH8H8inDD— KOU♨️かけ流し温泉ブログ【温泉に行きまくってる人】 (@kou_onsenzanmai) September 28, 2023
このとおり、お湯の見た目は普通なのに、入ってみると心臓がバクバクでした!笑
温泉オタク的に仮説をすると「温泉の鮮度の高さ」(湧いてから間もない)と「温泉のもっているエネルギー」かなと。
しかしその後、カラダは絶好調すぎました。
2. 温泉の温度が高い
単純に温泉の温度が高いと、やっぱり「疲労感」は強くなりますね。
具体例を挙げると、熱いことで有名な「飯坂温泉」(福島)や「野沢温泉」(長野)は、泉質は優しいけど、消耗は激しいなと。
3. 温泉の成分が濃い
こちらはオススメ宿の1つである「下風呂温泉さが旅館」さんの温泉。
見た目はトップクラスに素晴らしく、成分は濃厚。
気持ち良さも「濃厚」だけど、エネルギーを消耗する感じもありますね。
実際、ビールを飲んだあとだと、少し入りにくい印象でした。
疲れない温泉→特徴2つかな?
1. ぬる湯の温泉
やっぱり疲れない温泉の代表は「ぬる湯」かなと。
「ぬる湯で疲れたな〜」と感じた温泉は……、思いつかないです!
ちなみに「ぬる湯の温泉」というのは、体温に近いくらいの温泉ということ。
1つ注意点として、「もともと36度くらいで湧いてきた温泉」ということです。
オススメのぬる湯は、のちほどご紹介します!
2. 単純泉「すべてではない…」
単純泉とは、「突出した成分がない温泉」のこと。
なので、基本的に「疲れない温泉」だと思います。
とはいえラジウムを含んだりすることもあり、その場合は疲れてしまうこともありますね。
最高にエネルギーを消耗した温泉ランキング
最高に素晴らしい温泉だけど「温泉で疲れたくない…」という方には、オススメできないかもです。
あえて3つご紹介します!
3位:草津温泉「地蔵の湯」(群馬県)
こちらは、ボクの愛する草津温泉の「地蔵の湯」。
最近は、温度が低いこともたまにあるけど、基本的にはかなり熱めの温泉。
お地蔵さんの霊力すら感じる極上湯で、入ったあとの調子良さは格別。
むかし母親を連れて行ったところ「体が軽くて驚く」とのこと。
たしかに効果もすごいけど、エネルギーも消費する…。
実際、3セットしっかり入浴すると、とんでもなく汗がふきだして「しばらく温泉はもういい!」と思ってしまうほど。
別記事「地蔵の湯」で詳しいレビューもしてます。
2位:那須湯本温泉「鹿の湯」(栃木県)
写真は「子鹿の湯」の方なのだけど、那須湯本温泉では「3分を3セット」が基本。
しかも「かぶり湯」といって、温泉に入る前に頭に100回ほど温泉をかぶる文化まであるのです。
なぜこんな文化が生まれたのかというと、もちろん「温泉が強烈」なため。
さらに湯上がりは「読書もせず、音楽も聴かず、体も動かさず」いると効果が高いと言われています。(このお話は、近くの民宿街の宿の方がみなさんお話されています)
むか〜しボクがアトピーの湯治に訪れた時に「温泉に入ったら、何もせずじっとしているのよ」と教えていただきました。
たしかに、しっかり入浴すると、まったく体を動かしたくないほどに「疲労」を感じますね。
那須湯本温泉は、別記事でもまとめています。
1位:三朝温泉「桶屋旅館」(鳥取県)
ダントツのトップは、こちら三朝温泉(みささ)の桶屋旅館さんの温泉。
三朝温泉はラジウムを含むことでも有名な温泉で、こちらの温泉はなんと「足元」から温泉が湧いているのです。
そのラジウムが半端なく、温泉に入らなくても「疲労」を感じるほど。笑
普通の感覚で温泉に入ると、「倒れるのでは?」と思ってしまいます。笑
6割くらいあったまったかな?というくらいでも汗が吹き出して、しばらくすると、さらに吹き出して…笑
三朝温泉 桶屋さんの宿泊記の中で「お酒を飲むのはオススメしない」と書いたけど、本当に1滴も飲まないことをオススメします。
ラジウムってこんなにすごいのか…、と思わせてくれた正真正銘の極上湯。
楽に入れる温泉ランキング【疲れない】
3位:湯岐温泉(福島県)
湯岐温泉は、トロッとした感覚の温泉で、38度くらいの「ぬる湯」の温泉。
体温より少し温かいかな?というくらいの温泉なので、エネルギーの消費はとにかく低め。
もともと湯岐温泉は「中風の湯」と呼ばれていて神経に作用することも特徴です。
「のんびり入って、神経がゆるんで、よく眠れる…」とこんなイメージ。
それゆえ「温泉に入って疲れる」ということは、かなり無縁なタイプの温泉だと思っています。
温泉オタクのボクがトップクラスに愛する温泉地で、詳しくは別記事「湯岐温泉を解説」で書いています!
2位:日の出温泉(山梨県)
日の出温泉は、石和温泉駅から徒歩10分くらいのところにある、極上のぬる湯の温泉。
三朝温泉と同じく、ラジウムを含む温泉なのだけど疲労感はゼロ。
というのも温度が体温に限りなく近く、いくらでも入っていられるのが特徴です。
あまりにも気持ちよく1泊で9時間ほど入浴してしまったこともあるほど。笑
飲泉も可能な極上湯。さらに東京からのアクセスは抜群…、コスパも良い。
「疲れない温泉!」という意味で、これ以上ないほどオススメできる温泉(一軒宿)かと思います。
詳しくは「日の出温泉 宿泊記ブログ」に。
1位:栃尾又温泉(新潟県)
栃尾又温泉も日の出温泉と同じく、ラジウムを含むぬる湯の温泉。
体感は日の出温泉とまったく同じで、こちらも飲泉OKの極上湯。
どちらが1位でも良かったけど、なんとなく栃尾又温泉の方が疲れないかな?と思いました。笑
栃尾又温泉は宿が3つで「どの宿に泊まっても同じ温泉に入る」という珍しいスタイル。
今年の夏に「神風館」さんで3泊の湯治をしてみたところ、驚くほど体調も良くなりました!
体に負担は少なく、ゆったりと癒されるイメージです!
「疲れない!」と思った温泉宿の一覧
最後に「ここは疲れにくいな!」と思った温泉(オススメ温泉宿)をまとめました。(リンクは宿泊記です)
- 湯野上温泉 ひらのや(福島県)※単純泉
- 湯野上温泉 赤ひげ(福島県)※単純泉
- 湯岐温泉 山形屋旅館(福島県)※単純泉
- 湯岐温泉 和泉屋旅館(福島県)※単純泉
- 甲子温泉 大黒屋(福島県)※単純泉
- 松の湯温泉 松渓館(群馬県)※ぬる湯
- 霧積温泉 金湯館(群馬県)※ぬる湯
- 板室温泉 勝風館(栃木県)※ぬる湯
- 折立温泉 やまきや旅館(新潟県)※ぬる湯
- 田沢温泉 富士屋(長野県)※ぬる湯
- 鹿教湯温泉 かつら旅館(長野県)※単純泉
- 下部温泉 元湯旅館 大黒屋(山梨県)※ぬる湯
- 下部温泉 湯元ホテル(山梨県)※ぬる湯
- 湯の川温泉 湖静荘(島根県)※単純泉
- 湯の鶴温泉 温泉ゲストハウスTojiya(熊本県)※単純泉
- 由布院温泉 つるのゆ(大分県)※単純泉
最後に、もしかしたら「温泉に慣れたら疲れにくい…」ということもあるかな?と思っています。
というのも、地元のおじいちゃんとかが、ボクより長く熱い温泉に入っているのことがあるのです。笑
「おじいちゃん倒れないでおくれよ」と心で願ったりするけど、お顔を見るとへっちゃらそう。笑
というわけで「慣れてくると疲れない!」もあるかな?と思いました!
それでは終わります。最後までありがとうございました!