温泉「共同浴場」の知識や、その魅力をまとめました!
- 記事前半→共同浴場の知識や、デメリット、注意点、魅力について
- 記事後半→感動レベルの共同浴場のご紹介!
記事の後半では、本当に「感動した……」と思える温泉を紹介してますので、参考にしていただけたら嬉しいです!
温泉で、本当に感動できます!
まずは「共同浴場」の知識のつまらないお話から。。笑
温泉の共同浴場ってこんなところ
- 古くからある温泉地にある
- 地元の方が管理している
- 温泉街の中心にある
- 温泉地のシンボル
- 温泉地、発祥の地であることも多い(上記の写真は、四万温泉の「御夢想の湯」で発祥の地)
と、文化的、歴史的にも価値の高いところになっていることも多いですね。
そして、さらになる魅力があるので、まとめてみます!
共同浴場の魅力について!
「旅館とか、ホテルに温泉があるから、何も共同浴場に行かなくても…」という方もいらっしゃると思います。
しかし、共同浴場には、ものすごい魅力があるのです。
その魅力とは、
- 温泉地でもっとも泉質が良いのは、共同浴場
- 無料、もしくは低料金(100〜300円程度)
なんと言っても、すごいのは、泉質の良さ!
草津温泉の共同浴場を例に挙げてみる
例えば、草津温泉は「泉質主義」がコンセプトなので、どこで入ってもそれなりに温泉の質が良いです。
草津温泉で「掛け流し」以外は、ないはず。(強酸性なので、そもそも循環できない)
上記は、草津温泉の湯畑のすぐ前にある「白旗の湯」の浴槽。
白旗の湯は、白旗源泉というものを使用していて、白く濁るのが特徴です。
しかしこの浴槽は、全く濁っていない!
温泉が白く濁るのは、酸素に触れるため
つまり、鮮度があまりにも高いので、温泉が全く濁っていないのです。
「白く濁っている方が温泉っぽい」という話もあるけど、入ってみると鮮度の高い温泉の方が気持ち良いです!
上記の白旗の湯の浴槽も小さいけど、それゆえ大型のホテルの浴槽に比べると、ハッキリ鮮度が違うのです。
鮮度が高いことによるメリット
最近、温泉の効能として、還元力の高さが注目されています。
食べ物でも、抗酸化作用のあるものが注目されているけど、それの温泉バージョン。
還元力とは、つまり若返り効果。
入ってみると確かに「あれ、すごい、なんだか若返ってる!」
と感じるはず!
僕の体験として、20代前半の頃から「あれ、なんか若返ってる…」と感じたので、年齢に関係なく若返り効果とか、美肌効果がありますね!
「共同浴場」の知っておくべき、3つのマナー
共同浴場は、基本的に地元の住民のための温泉なので、マナーを守らないと「なんだこいつ…」
と微妙な空気が流れることもありますね。
共同浴場のマナーについて、まとめてみました。
- 掛け湯をしっかりとする
- タオルは、湯船に入れない
- 地元民にあいさつする(空気を読みつつで大丈夫かと)
掛け湯の仕方で、バレてしまう…
地元の方は、たいていの場合、驚くほどしっかりと掛け湯してから温泉に入っています。
また、あまり温泉、共同浴場に行ったことのないほど、あまり掛け湯をしない傾向にあるかと。
とにかく「掛け湯だけかなりしっかりとする」ということだけ、覚えておけば、おかしな空気にもならず、楽しめると思います!
共同浴場のデメリットや注意点
共同浴場は、素晴らしいところだけど「共同浴場が好きではない…」という方が、一定数いらっしゃるのも事実。
それらを含めつつ、デメリットや注意点をまとめてみました。
- 地元の方とのお話が辛い(女性一人旅でお説教されたという方も…)
- 地元民の「圧」が強い…笑
- 「ジモ泉」→地元の方、専用の温泉もある
- タオル、シャワー、シャンプーなど、何もない
- ロッカーも鍵がない
- 浴槽が小さいので、混雑している場合あり(浴槽の小ささは、鮮度が高い証拠でメリットでもある)
女性の方で「地元の方との会話が辛い…」という方は、一定数いらっしゃるようです。
共同浴場を巡っていると「女湯は賑やかだけど、男湯はシーンとしている」としていることも多い。笑
もちろん、ドライヤーなどもありませんし、女性の方がハードルが高いかな、という印象です。
それでは、ここからは「自信を持ってオススメしたい共同浴場」についてまとめてみます!
【感動レベル】オススメの共同浴場!
草津温泉、3つの共同浴場
草津温泉には、有名な3つの共同浴場があります。(白旗の湯、千代の湯、地蔵の湯)
実は源泉が、それぞれ異なって、入り比べも楽しい!
個人的に、一番好きなのは、地蔵の湯かな。
霊力を感じるほどに、なぜか元気になるので!
草津温泉のそのほかの源泉については、別記事「草津温泉の源泉はいくつ?違いを解説してみた」の中で解説してます!
蔵王温泉の3つの共同浴場
蔵王温泉にも、有名な3つ共同浴場があります。
この3つもそれぞれ泉質が違うので、入り比べがホント楽しい!
- 河原湯共同浴場
- 上湯共同浴場
- 下湯共同浴場
と、この3つ。
この3つの距離は、それぞれ数100メートルだけど、それぞれ色もphも、入った感じも全く違います。
この入り比べが本当に楽しいのです。
詳しくは、別記事「蔵王温泉の共同浴場を解説!オススメは3つ全てです…」のなかで語ってます。
角間温泉の3つの共同浴場
長野県の山ノ内町にある角間温泉は、古くから「肌に効能のある湯治場」として栄えたところです。
とはいえ小さな温泉地で、あの吉川英治も、この角間温泉で、湯治をしつつ執筆活動したことでも有名です。
現在は、アトピーや肌の弱い方に人気の湯治場でもありますね。
実は、僕自身、アトピーの湯治で何度か訪れたことがあります。
2泊ほどしていると、驚くほどに肌がキレイになってくるので、肌の弱い方を中心に心底オススメしたい共同浴場です!
角間温泉も共同浴場は、なぜか同じく3つ。
- 大湯
- 滝の湯
- 新田の湯
この3つは、近くの宿に宿泊することで入浴が可能です。別記事「角間温泉の共同浴場が素晴らしすぎた」の中で解説していますので、参考にしつつお出かけください!
那須湯本温泉「滝の湯」
那須湯本温泉も、栃木県の有名な湯治場。
どちらかというと、「鹿の湯」が有名ですね!癌の治療に訪れる方も多いほど効能のすごい湯治場ですね。
特に病がなくとも、ものすごく体の調子が良くなるので、たびたびこちらに出かけつつ湯治をしています。
この共同浴場は、近くの民宿に宿泊することで、入浴が可能な共同浴場。
別記事「那須湯本温泉を解説」の中で語っているけど、ありがたいことに僕のブログ見て出かけて「すごく癒されました!」
とメッセージをたまにいただくので、本当に嬉しく思っています。
そのほかのオススメ共同浴場
そのほかに「ぜひ行ってみてほしい共同浴場」は下記にまとめました!(リンク先は、別記事で解説しています)
まとめ:共同浴場に行くと感動する
実は、上記のほかにもまだまだ魅力的な共同浴場は、全国にあります。
日本ってすごいですね!本気で日本の魅力の一つだと思います。
温泉の初心者だった時に、草津温泉でアルバイトしていたら、驚くほどに体の調子が良くなり、肌がキレイになったのです。
その入った温泉が「共同浴場!」。
「普通の温泉となんでこんなに違うのだろう??」と不思議に思いつつ、全国あちこち出かけるようになりました。
共通点は、「感動」だと思います。
温泉に入って感動したことない!という方は、ぜひいくつかトライしてみてほしいなって思います。
それでは終わります!最後までお読みいただきありがとうございます!