こんにちは、温泉オタクのKOUです。
冬の寒い時に「湯冷めしない」という温泉体験は本当に極上の体験…
「この世で最高の快楽は何か?」は、もしかしたら「冬に湯冷めしない温泉に入ることでは?」と。笑
もちろんジョークだけど、すごいことは確かですね。
ボク自身、たくさんの天国的な体験をして、それらをこの記事にまとめてみました。
「寒がりで…」や「湯冷めしやすい…」という方の参考になれば幸いです。
「湯冷めしない泉質」と「湯冷めしてしまう泉質」をサクッと
「泉質がすべて?」というとボクの体験的には「それ以外にもたくさんの要素が…」と思うけど、代表的な温泉の泉質を。
湯冷めしない温泉の泉質の代表→「塩化物泉」
圧倒的に有名なのが「塩化物泉」。
「塩」=「カラダを温める」というのは、有名な話ですね。
例えば温泉に入って「汗が止まらない…」「夏に入るとキツイ…」みたいに感じるのは、圧倒的に「塩化物泉」。
日本では2つ目に多い泉質ゆえ、どこでも「塩化物」が見つかるのは良いですね。
湯冷めしやすい温泉の泉質→「炭酸水素塩泉」
「炭酸水素塩泉」は別名「清涼の湯」と呼ばれていて、湯上がりには清涼感があるので、寒がりの方が冬に出かけるのは注意が必要ですね。
温泉地で言えば「肘折温泉(山形県)」や「妙見温泉(鹿児島県)」、「鳴子温泉(宮城県)」など。
もちろん温泉の場合、「塩化物・炭酸水素塩泉」とほかの成分も含むものの、「湯冷めしたくない!」という時は、避けてみるのが良さそう。
冬に湯冷めしない温泉!「穴場あり」
温湯温泉(青森県)「穴場です」
温湯温泉(ぬるゆおんせん)は、「ぬるい」のではなく「ぬくもりが冷めない」という意味でぬるゆ温泉なのです。
上記の写真は、共同浴場の「鶴の名湯」
ボク自身、入ってみると確かに「まったく湯冷めしてこない」「真冬なのにあっという間にあったまる」ということに、ものすごく驚きました。
青森のすごく寒い地方にあることから、まるで温泉の神様が作った癒しスポットのような印象です。
そして知名度も低く、雑誌などで取り上げられることもすごく少ないので「穴場の温泉」。
(別記事「穴場の温泉宿」の中でもご紹介してます)
そしてこの温湯温泉の「山賊館」さんは8000円程度〜で2食付きというコスパで、すごく素晴らしい温泉宿でした。
温泉地の雰囲気などは、「山賊館さんの宿泊記ブログ」が参考になるかと思います。
十勝岳温泉「凌雲閣」(北海道)
泉質はナトリウムを含む硫酸塩泉。泉質だけをみると「そこまで湯冷めしない温泉でもないよね??」
という感じだけど、実際には「冷たい酸性泉」と2種類の源泉が湧いているので、交互浴ができるわけです。
しかもサウナまであって、「湯冷めしない…」という意味ではいうことなし。
さらに上記のような絶景の露天風呂まであって、「楽園」のような印象でした。
東京からのアクセスはかなり大変だけど、「温泉のある雪山にこもる…」という最高の体験をしてみたい方に、ぜひオススメしたいところ。
外はマイナス30度になったりするところだけど、部屋もトイレもとにかくすべてポカポカで快適です!
詳しい様子は「凌雲閣 宿泊記ブログ」に。
湯岐温泉(福島県)「穴場です」
湯岐温泉(ゆじまたおんせん)は、温泉オタクのボクが特に愛する温泉地。
温泉の温度は39度ほどの単純泉。
成分表だけをみると「湯冷めしない温泉」からは、かなり程遠い感じ。
しかし湯岐温泉は、「ゆっくりとあったまって、ゆっくり冷める」という性質がある温泉なのです。
そして神経に作用してゆるませることから「中風の湯」(ちゅうぶ)とも言われています。
入ってみると、
- 入ってすぐ→「あれ、これじゃ出たら寒そう…」
- 5分後→「いい感じだな〜」
- 10分後→「かなりあったまってきた!」
- 20分後→「もう熱くて入ってられない!」
- 湯上がり→「あれ、不思議なくらい湯冷めしない!」
こんなイメージです。笑
湯岐温泉の宿は2つで、どちらも宿泊記ブログを書いていて、どちらも最高に素晴らしい宿!
野沢温泉と角間温泉(長野県)
どちらも寒い地方だけど「塩化物」を多く含むので、湯冷めしない温泉としてのご紹介。
実はボク自身、昨年の年末は野沢温泉にいました。
かなり外は寒いけど、外湯を巡っていると驚くほど「湯冷め」をしてこない…
「角間温泉」の方も、同じような印象で、さらに肌に良いことで有名な温泉だけあって、冬でも肌が乾燥してこないのはすごく良いなと。
野沢温泉と角間温泉は、泊まって良かった温泉宿がとにかく多いので、別記事【泊まってよかった温泉宿の一覧】の方を参考にしていただければ幸いです。
三朝温泉(鳥取県)
三朝温泉は、世界でも屈指のラジウムを含む温泉。
「ラジウムを含むと湯冷めしないの?」というと、温泉地によるけど、基本的には湯冷めしてこない印象。
三朝温泉といっても、いろいろな温泉があるけど、中でも上記の「桶屋旅館」さんの温泉は、凄すぎました…。
温泉に入ると、強烈に温まって、汗はとんでもなく吹き出して、もちろん湯冷めもしない。
お酒を飲んでから入ったら気を失ってしまう…と思ったほど。
実験はしていないけど、「冬に冷え性で悩んでる…」といった時に、しばらく三朝温泉で湯治をしたら治ってしまいそうだな〜という印象です。
「雪なし」で冬に湯冷めしない温泉はある?「あります!」
「雪なし」で「湯冷めしない温泉」をまとめてみました。
ほかにもあるけど、とりあえず、いわき湯本温泉(福島)、伊豆の温泉(静岡)、鹿児島の温泉の3つをご紹介です!
いわき湯本温泉(福島県)※基本、雪降らない。駅近
いわき湯本温泉は、ハワイアンズという施設もあるほどあったかいところだけど、雪が降った時にたまたま出かけたことがあります。(基本的に雪の降らない地方です。「岩惣」という温泉宿の方に聞いた情報)
真夏も良いけど、真冬のいわき湯本温泉もすごくいいな〜と。
というのも、いわき湯本温泉はガッツリとした塩化物泉。
実は真夏の暑い時期に「いわき湯本温泉」に来てみたところ、危うく夏バテをしそうに…笑
イメージとしては、海をあっためたような印象を持っていて、それゆえまったくと言っていいほど湯冷めしてこない…。
基本的には暖かい温泉地だし、駅近だし、福島県なのに「雪の心配をしなくてOK!」というのは、すごく魅力だと思っています。
というわけで今月(2月)、出かける予定です!
また過去に泊まってよかった温泉宿は下記です。
- いわき湯本温泉 住之江:駅からやや離れるけど、イチオシの宿!
- いわき湯本温泉 岩惣:駅近。気楽に素泊まりするなら最高!
- いわき湯本温泉 美笹:駅近で食事付きなら最高。温泉の質も高い
- いわき湯本温泉 スミレ館:とにかく安く。駅近
伊豆の温泉「雪はほぼ降らない」「冬でもポカポカ陽気」
伊豆の飲食店のおばあちゃんに「雪降りますか?」と聞いたことがあるけど、「ほとんど雪は降らないよ!」とのこと。
そして伊豆の魅力といえば「冬でもポカポカとしている」ということ。
冬に東京から伊豆に来ただけで、「あれいつの間に春になったんだ」と思うほど。
さらに伊豆には、塩化物泉が実にたくさん!
「寒がり」「雪なしが良い」「湯冷めしない温泉が良い」という時は、伊豆の温泉を検討してみるのも良さそうですね。
塩化物泉という意味で、下記の温泉宿は「湯冷め」しにくいはず。
- 神代の湯
- モダン宿坊 禅の湯
- 下賀茂温泉 民宿南伊豆(穴場!)
- 千人風呂 金谷旅館(混浴です)
鹿児島の温泉「雪は少ない」
代表的な「雪の少ない温泉地」としては、日本のハワイとしても有名な「指宿温泉」。
日本中の温泉を巡っているけど、個人的に「指宿は特にレベルの高い温泉地」と思っています。
こちらは指宿にある「弥次ヶ湯温泉」というところ。
この神々しい感じがするのも指宿温泉の特徴かな〜と。
鹿児島空港〜指宿までは、かなり距離もあるし、とても「アクセスが良い」とはいえないけど、指宿駅もあるので便利ではありますね。
鹿児島にも泊まって良かった温泉宿がいくつかありますので、ご紹介しておきます。
- 妙見温泉 田島本館(空港からアクセス抜群)
- 妙見温泉 ねむ(同じく)
- 妙見温泉 楽園荘(住むように泊まれる宿)
- 霧島神宮温泉 民宿登山口温泉(パワスポ巡り。かなりのコスパ!)
- 指宿温泉 民宿たかよし(食事の美味しい温泉民宿)
- 指宿温泉 民宿指宿(素泊まりならこちら!)
- 国民宿舎 レインボー桜島(桜島もいい温泉なんですよね!)
「雪」や「寒さ」が苦手なら、やっぱり鹿児島は外せないですね!
おまけ:自宅で湯冷めしない温泉をつくる…【最高の幸せ】
自宅で寒い時期に「湯冷めしない」というのも、ささやかながら、かなり幸福度が高い…ですね。
バドガシュタイン鉱石は「湯冷め」しない
実はこのバドガシュタイン鉱石をもう長いこと愛用してます。
バドガシュタイン鉱石とは、ラジウムを発生する有名な石。
先ほどご紹介した「三朝温泉」もラジウムを発生する温泉だけど、それの簡単バージョンを自宅で再現できる感じ。
もともとは、指の腱鞘炎に効果があるかな?と使いはじめたもの。
効果としては、どちらかというと「湯冷めしない」ということの方がわかりやすい。
そんな意味で、1年中使っているものの、特に冬はこのバドガシュタイン鉱石がありがたい存在。
上記の大きさで1万円ちょっとするけど、石なので「ほぼ永遠に使える」という意味ではコスパが良いと思っています。
別記事【バドガシュタイン鉱石をレビュー】も書いています。
やはり「湯の花」は外せない【自宅で最高の幸福】
ボク自身、湯の花「ひめの華」の大ファンだけど、もともとは「肌に良い」ということではじめました。
しかし冬に入ってみると、驚くほど「湯冷めしない…」
それゆえ、冬でも「ちょっと体調が良くないな」と思った時など、ひめの華を使って湯治をしている感じです。
冬に「肌が乾燥しやすい」という方にもすごくオススメ。
この寒さから解放される感覚は、ものすごい幸福度に感じます。
別記事「ひめの華で湯治」や「ひめの華のレビュー」なども書いています。(980円で試せる)
また【自宅で極上温泉ができた!】の中でもご紹介してます。
「あ、ホントに湯冷めしない!」ということに驚くはず!
まとめ:「冬に湯冷めしない温泉」=「天国です」
この世の最高の快楽は?
もしかしたら「冬に湯冷めしない温泉」かもしれないと。笑
かなり大げさだけど、すごい温泉に入ると、本当にすごいから驚く。笑
ボク自身、何度も「この世の最高の快楽か!」と思ったことがあります。笑
驚くほどカラダの調子は良いし、肌もキレイになるし、心もハッピーになるし「湯冷めしない温泉」は本当にすごいと思っています。
ぜひ一つでも気になるところがあればお出かけしてみてください!
それでは最後までありがとうございました!
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