こんにちは、温泉オタクのKOUです。
もしできるなら、おすすめ宿や注意点を知りたい…
こういった方のお役に立てる記事を書きました。
旅するなかで「あ、最近は女性ひとりで湯治をしている人も多いな〜」というのが体感です。
また長期の湯治だけでなく、最近は2、3泊の「プチ湯治」も流行っていて、プチ湯治目的の方にも、バッチリ参考にしていただける記事かと思います!
ではさっそく!(オススメ宿は記事の後半です!)
女性が「ひとり湯治」する前に知っておくと良いこと
- 鍵なしの部屋はおすすめじゃない
- 温泉の質にこだわれば「湯治宿」でなくてもOK!
- 耳栓とアイマスクは必須アイテム
- 湯治の美容効果も、とにかくすごい
鍵なしの部屋もあるので注意
ボクが旅するなかでも、湯治の文化があるところでは「鍵がない!」なんてことも。
男のボクでも、鍵がないとちょっぴり不安になります。笑
女性のひとり旅なら避けるのがベターですね。
温泉の質にこだわる→「湯治宿でなくてもOK!」
「プチ湯治したいな…」という時は「湯治宿」で調べると思うけど、結論「湯治宿」でなくても大丈夫。
「湯治宿」と書いてなくても、実際はほとんど湯治宿…ということも多いですね。
しかし注意点として、「温泉の質」にこだわらないと「湯治の効果」もないので、そのあたりは注意点。
「温泉の質」は具体的に下記のとおり。
- 掛け流し
- 循環・消毒なし
- 加水・加温はできればなし
- 鮮度が高い、足元湧出、源泉からの距離が近いとさらにグッド!
こんなイメージ。
例えば鳥取駅の近くにある「丸茂旅館」さん。
こちらは、上記にピッタリと当てはまる温泉で、まさに湯治レベル!
感覚としては「ビジホ」なので、女性のひとり旅でも難易度はゼロ。
そもそも「湯治をしにきている」ともまったく思われないです。
記事の後半で、オススメ宿はガンガンご紹介しているのでご安心を!
耳栓とアイマスクは持っていくのがおすすめ
湯治レベルの温泉にこだわると「となりの部屋からイビキが…」ということは、たまに経験するのです…。
これをゼロにしてくれたのが、モルデックスメテオという耳栓。
詳しくは下記の「神アイテム特集」で語っています。
-
温泉旅を快適に過ごす8つの「神」アイテム【旅歴10年のボクが語る】
続きを見る
湯治の美容効果ってものすごい…【女性に最高】
有名な美容効果をサクッとまとめました。
- 美肌効果(掛け流しで循環・消毒のない温泉は、すべてこの効果)
- 若返り効果(鮮度の高い温泉に限る)
- シミが消える効果(硫黄泉は効果があると言われています)
- 顔色が良くなる効果(これは温泉すべてに言えますね)
例えば「若返りってホント?」という感じだと思いますが、「鮮度の高い温泉」=「還元力が高い」ということで、たしかに肌が若返る感じがしますね。
ではここからは、女性ひとりでもオススメの湯治宿についてです!
女性「ひとり湯治」でおすすめの温泉・湯治宿
はじめに選んだ理由を。
- 実際に女性ひとりで湯治をしにきている人がいた
- ボクが実際、女性ひとり旅にオススメしている
- 温泉が極上の掛け流し(循環・消毒なし。湯治レベル)
- 食事(なるべく部屋食)、部屋も心地良く、宿の方も良い方(女性が多いところを特に選んでます)
- 値段も高くない(2食付き1万程度のところばかり)
女性にオススメして「ここなら間違いない」と思ったところばかりです。
神代の湯(静岡県)
こちらは湯治宿だけど、バッチリと清潔でさらに玄米などオーガニックのお食事をいただけるところ。
温泉は伊豆のなかでも間違いなくトップクラスの名湯で、お食事も銀座レベル?だと思ってます。
実は母と祖母を連れて行ったところ、「今までいろいろな宿に泊まったけど最高…」とかなりお気に入り。
何度か来ているけど、女性が一人で湯治しにきている姿もよく見かけます。
部屋食ではないのですが、落ち着いた空間なので居心地の悪さなどはないです。
注意点として、部屋にお手洗いはなく、防音性もそれほど高くないので、耳栓を持っていくのがオススメ。
アクセスは車があるとかなり便利…ということもあります。
とはいえ女性のひとり湯治ならイチオシな宿!
2食付き12000円程度〜
詳しくは「神代の湯」宿泊記ブログに。
肘折温泉 木村屋旅館(山形県)
肘折温泉は、湯治文化の根付いたところで、女性が一人で湯治に来ている方も多いです。
なぜ木村屋さん?というと、女将さんが優しく、部屋食で貸切温泉もあるため。
こじんまりとした家族経営の宿なので、イメージは親戚の家に泊めていただく感じ。
食事も抜群に美味しいし、オススメです。
女性が一人で湯治をしても、アウェイな感じなどはゼロだと思います。
2食付き8000円程度〜とコスパも良いのが魅力!
詳しくは「肘折温泉 木村屋 宿泊記ブログ」に。
松川温泉 峡雲荘(岩手県)
この峡雲荘さんも、女性がひとりで来ていることの多い温泉宿。
この記事でご紹介している温泉宿の中では、2食付き15000円程度〜と少し値段が高いのですが、間違いなくその価値のあるところです。
オススメ理由としては「部屋が清潔でオシャレ、にごり湯だけど優しい泉質、部屋食が美味しい」ということ。
注意点としては、かなりの「秘湯」でアクセス大変だけど、バスで行くことも可能です。
近くの藤七温泉 彩雲荘に比べると、ずっとアクセスしやすいし、女性ひとりでも行きやすい…。
美しいにごり湯と、美食で「女性ウケよし」な印象でした!
詳しくは「峡雲荘 宿泊記ブログ」に。
かみのやま温泉 はたや旅館
はたやさんは、新幹線も止まる「かみのやま温泉駅」から徒歩で行くこともできる温泉宿。
接客してくださるのは、若女将さんと女将さんで、おふたりともすごく優しい方なので女性ひとり旅でもかなり安心かと思います。
また「かみのやま温泉」自体、落ち着いた温泉地なので、一人旅の難易度もグッと下がります。(間違いなく近くの蔵王温泉より「ひとり旅」に優しい)
さらに自家製野菜を中心としたお料理も美味しく、個室食なので居心地もグッド。
温泉もクセがなく、極上の掛け流しで「湯治レベル」です。
女性が喜ぶポイント盛りだくさんな印象です!
2食付きで11000円程度〜
詳しくは「はたや旅館 宿泊記ブログ」に。
湯野上温泉 民宿沼袋
湯野上温泉は、基本的に落ち着いた温泉地で、温泉は極上の掛け流し。
そして「温泉民宿ばかり」という珍しい温泉地。
湯野上温泉駅から歩いていくこともできますし、女性のひとり湯治にもかなり優しい印象です。
なぜ沼袋さん?というと、食事が個室食のため。
もし会場食でも気にしない!というのでしたら近くの「湯野上温泉 ひらのや」もオススメです。(こちらも実際に、ひとり湯治をしている女性がいらっしゃいました)
どちらも温泉は極上ですし、お食事もとびっきり美味しいです…。
「沼袋 宿泊記ブログ」を見ていただければ、たしかにそうかも!と納得していただけるはず。
2食付き1万円程度〜
湯岐温泉 和泉屋旅館
湯岐温泉(ゆじまた)は、ひとりで湯治をするならベストな温泉地。
もし男性に「オススメは?」と聞かれたら山形屋旅館さんと答えて、女性なら和泉屋旅館さんと答えます。
湯岐温泉は、ぬる湯で神経に作用するタイプの温泉。
もし不眠症やストレスなど、神経に関することを目的とした湯治なら、湯岐温泉より良い温泉はないかと思います。
ちなみに湯岐温泉に宿は2つだけ。
どちらを選んでも、宿の方はものすごく良い方たちですし、お食事もピカイチに美味しいです。
和泉屋さんは2食付き12000円程度〜で、10000円程度〜のプチ湯治連泊プランもあります。
食事や部屋のクオリティを考えると、この値段では悪いと思ってしまうほど、コスパも良いです!
老神温泉 亀鶴旅館
老神温泉の亀鶴旅館さんも、女性ひとりの湯治におすすめ。
理由は、「温泉が極上で貸切、食事は会場だけどハイクオリティでプライバシーがある感じ、女将さんのセンスが抜群…」ということ。
さらに2食付き8000円を切るプランまであるということ。
間違いなくコスパ抜群だし、むしろ高くても泊まりたい。と思ったほど。
温泉が極上…と書いたけど、実は「群馬でトップの温泉は亀鶴さんでは?」とすら思っています。
女将さんのセンスによって、女性ひとり湯治の難易度もグッと下がる印象です。
またTwitterで、「定宿にしてます!」という女性からメッセージをいただいことも。
詳しい様子は「亀鶴旅館 宿泊記ブログ」に。
三朝温泉 ちくま旅館
ちくま旅館さんは、若女将さんと女将さんのおふたりで家族経営されている、素晴らしい宿です。
女性2人で経営されているので、女性のひとり旅にもかなりしやすいかと思います。
温泉は、世界屈指のラジウム温泉で、しかも貸切。
お食事は会場食だけど、女将さんたちのセンスが抜群に光るもので、あまりにも美味しいです…。
男性はもちろん、「女性ウケしそうなお食事だな〜」という印象でした。
女性のひとり湯治に、最高な温泉宿だと思います!
詳しくは「ちくま旅館 宿泊記ブログ」に。
2食付き12000円程度〜
そのほか「女性ひとり湯治」にオススメしたい温泉宿
まだまだあるのですが…。
さすがに記事があまりにも長くなってしまうので、一覧にまとめました。
下記は、自信をもって女性の一人旅でもオススメできる宿。もちろん温泉は湯治レベルの掛け流しのみ。
リンクはボクの実際の宿泊記になっています。
- 凌雲閣(北海道)
- 温湯温泉 山賊館(青森県)
- 湯岐温泉 山形屋旅館(福島県)
- いわき湯本温泉 住之江(福島県)
- いわき湯本温泉 岩惣(福島県)
- 岳温泉 光雲閣(福島県)
- 草津温泉 興亜館(群馬県)
- 草津温泉 はなみづき(群馬県)
- 四万温泉 もりまた旅館(群馬県)
- 板室温泉 勝風館(栃木県)
- 日光湯本温泉 紫雲荘(栃木県)
- 湯河原温泉 源泉宿ゆっくり(神奈川県)
- 折立温泉 やまきや旅館(新潟県)
- 白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館(長野県)
- 角間温泉 角間荘(長野県)
- 鹿教湯温泉 かつら旅館(長野県)
- 日の出温泉(山梨県)
- 伊東温泉 大東館(静岡県)
- 伊東温泉 鈴伝荘(静岡県)
- 湯の峰温泉 伊せや(和歌山県)
- 鳥取温泉 丸茂旅館(鳥取県)
- 玉造温泉 ゲストハウス翠鳩の巣(島根県)
- 湯平温泉 高尾荘(大分県)
- 別府鉄輪温泉 かんなわ荘(大分県)
- 由布院温泉 つるのゆ(大分県)
- 妙見温泉 田島本館(鹿児島県)
ここで選んだ宿は、すべて一人でも気楽に泊まれると思います!
とはいえ「ひとり」で湯治はバードルが高い…
そんな時は、まず自宅で温泉の湯の花を使ってみるのも良いかと思います。
おすすめは「ひめの華」というもので、下記は実際にボクが10日間、湯治をしてみて日記を書いてみました。
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【日記】最高の湯の花「ひめの華」で10日間「湯治」をしてみた記録
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それではこのあたりで終わります。
最後までありがとうございました!